インド、オリッサ州旅行3日目

caltec2015-10-24



今日のブバネシュワルは太鼓の音とドゥルガーの大きな像だらけ。祭り(ナヴァラトリ、ダシェラー)は昨日で終わり、今日はドゥルガーを川に流しに行くんだとか。

店の大半は閉まってるし、人々の心の中ではまだまだ祭りは終わっていないようです。


【 本日の行程 】

ホテル@ブバネシュワル →→ ラージャラーニー寺院 →→ ムクテーシュワラ寺院 →→ シュデーシュワラ寺院 →→ ヴァイタール寺院 →→ エカムラーワン(池) →→ リンガラージ寺院 →→ Regional Natural History Museum →→ ブバネシュワル空港 →→ デリー空港→→ 自宅


ラージャラーニー寺院

オリッサ州最終日は州都のブバネシュワル。街中の至る処に7-12世紀に建てられた寺院が残っていて、凄いです。

オリッサ州は彫像や絵画などの工芸が盛んですが、こうした寺院があり、昔ながらの宗教色豊かな生活を送っているからこそ、寺院に飾るこうした工芸が今でも盛んなのかなと、今回のショートトリップを通じて感じました。


ムクテーシュワラ寺院


シュデーシュワラ寺院


ヴァイタール寺院


リンガラージ寺院


Regional Natural History Museum

最後の訪問地、オリッサ州の州立博物館を楽しみにしていたのですが、祝日シーズンで便乗休館。まあ、街中お祭り騒ぎだから無理もないか。。。
代わりに奇跡的に開いていた自然史博物館へ。全然期待してなかったからか、それなりに楽しめました。しかし、クジラの骨を展示する顛末を生々しく写真で紹介するあたりが、実にインド的。



@ブバネシュワル



人気ブログランキングへ

インド、オリッサ州旅行2日目

caltec2015-10-23



【 本日の行程 】

ホテル@プリー →→ プリー市内 →→ ジャガンナード寺院 →→ プリー市内 →→ チルカー湖→→ チルカー湖→→ ラグラジプール芸術村 →→ ピプリ →→ ホテル@ブバネシュワル


ジャガンナード寺院

プリではジャガンナード寺院に行くのが目的でしたが、ここは異教徒は中に入れないので、入口だけを。。。

参道(?というのか寺院に向かう通り)のインド人の数が半端ない! なんか今までで一番「インドに来たなあ」と感じた瞬間。(もう1年と10ヶ月もいるのにヘンだけど)


チルカー湖
日本のガイドブックでは大きく取り上げられませんが、多くのインド人の知り合いから「プリに行くんだったらチルカー湖にも行きなさい」と言われたのでアドバイスに従うことに。

チルカー湖観光のメインはボー卜。面積は琵琶湖の2倍だそうで、広くて向こう岸が見えず。。。 天然の真珠も見たし、お目当ての湖にいるイルカにも間近で無事会えて(写真撮影は失敗)、本日のミッション終了!


ラグラジプール芸術村


ピプリ


@プリー



人気ブログランキングへ

インド、オリッサ州旅行1日目

caltec2015-10-22



【 本日の行程 】

自宅 →→ デリー空港 →→ ブバネシュワル空港 →→ ウダヤギリ →→ カンダギリ→→ コナーラク→ スーリヤ寺院 →→ 考古学博物館 →→ コナーラク・ビーチ →→ ホテル@プリー


ウダヤギリ

最初の訪問地はウダヤギリとカンダギリ。道を挟んて向かい合っています。
かつての洞窟の跡。良く見ると細かな彫刻が施されていました。


カンダギリ


スーリヤ寺院<世界遺産

ウダヤギリとカンダギリを後にして、一路、世界遺産のスーリヤ寺院(サンテンプル)がある、コナラクへ。コナラクは長閑な村で、ここに世界遺産に登録された寺院があるというのも驚きです。

日本人は皆無。欧米人が10組もいない。99%がインド人です。インド在住で税金を払っているので、私も地元民値段で入ります。(外国人値段は25倍します!) 広い境内に彫刻がビッシリ。。。なんだか妙にエロチックです。


コナーラク考古学博物館

スーリヤ寺院の後はミュージアムへ。中は写真駄目でした。結構クオリティの高いものを置いているんだけど、見せ方が、、、
勿体無い。。


コナーラク・ビーチ

個人的には本日のハイライト、コナラクの砂浜です! インドで何故かホーマーの絵を思い出してしまいました。人が多くて観光地化しているプリの海岸と比べるまでもなく。。。

潮風を浴びながら波の音を聴く。デリーでの喧騒で疲弊した心が洗われていきます。


@コナーラク



人気ブログランキングへ

インド、ラジャスタン州シェカワティ地方旅行 2日目

caltec2015-09-27



今日はファテープルとナワルガールの2都市のハヴェーリーを見学。


【 本日の行程 】

ホテル@マンダワ →→ ナディーン・ル・プリンセス博物館@ファテープル →→ ナワルガール →→ モラルカ・ウッタラ・ハヴェーリー →→ ドクター・ラムナート・A ポダール・ハヴェーリー →→ グルガオン


ナディーン・ル・プリンセス博物館

シェカワティ地方2日目は、ファテープルという町にある、ハーヴェリーを見学。フランス人の女性アーティスト(画家)が朽ち果てたハーヴェリーを買い取り、改装。今は博物館として、そして彼女の絵を飾るギャラリーとして、また居室をヘリテージホテルとして観光客に提供しています。  フランス人アーティストの感性でリノベートされたハーヴェリー、なかなかに見ごたえがあり、女性観光客に受けそうな感じです。


シェカワティ地方を訪れる観光客の40%がフランス人、20%がイタリア人、20%がスペイン人、残りはその他外国人(アメリカ人、イギリス人、日本人、中国人など)だそうです。デリーやアグラ(タージマハルがある場所)、バラナシといった、ザ・インドな観光地の喧騒を離れ、かつて栄華を競った豪商の館でのんびりとバカンスを過ごす、フランス人らしい過ごし方かもしれません。


ナワルガール

シェカワティ地方、最後の訪問地はナワルガール。シェカワティ地方でも古い街並みが残り、フレスコ画の保存状態の良いハーヴェリーの数も多く、ハーヴェリーのフレスコ画を堪能するなら、この街が一番と言われています。


ちょうどこの日は国際観光デーだったらしく、通常は有料のハーヴェリー入場料が無料、そして、多くの場所で館長/責任者自らが出てきて中を案内してくれるという歓迎ぶり。  北インドの観光シーズンは10月から本格化するので、暑い9月はまだまだ観光客がいない、という実情もあってか、、、 貸切状態でした。


ハーヴェリーのオーナーは、今はデリー、ムンバイ、バンガロールなどの大都市でビジネスをしているようです。かつて住んだ屋敷は管理人等に運営を任せているとのこと。 近代化すると都市と地方の格差が広がる(都市に集中する)というのは、どこの国でも変わらないものだ、と思いました。


しかし、これだけのものを、そのまま朽ち果てていくにはもったいない。そのうち世界遺産登録とかされないものでしょうか?


@ナワルガール



人気ブログランキングへ

インド、ラジャスタン州シェカワティ地方旅行 1日目

caltec2015-09-26



週末にラジャスターン州のシェカワティ地方に行って来ました。 目的はハヴェーリー(屋敷)のフレスコ画を見るため。


【 本日の行程 】

グルガオン →→ マンダワ →→ ホテル・マンダワ・ハヴェーリー →→ モーハン・ラル・サラーフ・ハヴェーリー →→ ジュンジュンワーラー・ハヴェーリー →→ ホテル



今から100年前、貿易の中継地として栄えたシェカワティ地方では豪商が豪華なハーヴェリー(屋敷)を建て、キャラバンが宿泊する宿、貿易の商談の拠点として、また、屋敷の奥を彼らのプライベート空間として利用していたとのこと。


シェカワティ地方のハーヴェリーの特徴は、フレスコ画で装飾されていること。青はラピスラズリ、黄色は金や植物を原料とし、かなり手&金額がかかるものだったそうです。


最初の訪問地はマンダワ。 今は長閑な街ですが、かつてはマハラジャが住んでおり、その宮殿跡はヘリテージホテルとして運営されています。


@マンダワ



人気ブログランキングへ

イタリア、シチリア旅行 10日目

caltec2015-09-20



今日は移動日。楽しかったシチリアに別れを告げ、喧騒の街デリー(インド)へと戻る(涙)。


【 本日の行程 】

ホテル →→ バスターミナル(カターニア) →カターニア空港 →チューリッヒ空港 →→ デリー空港


あっという間に時間が過ぎてしまいました。 シチリア、思っていた以上にバラエティに富んでいて、いろんなタイプの要求を満たしてくれる、優れた訪問先だという感じを受けました。


ギリシャ時代の遺跡、その後の中世の街並み、イスラム建築、ノルマン王朝のモザイク文化、後期バロック時代の建築美、地中海リゾートに、世界遺産の活火山登山。。。 強く明るい日差しと、海の幸・山の幸を活かしたシチリア料理。そして北と比べるとのんびり、ゆったりと流れるシチリア時間。また物価の安さ。街行く人も親切な人が多くて、いろいろと教えてもらいました。


ただ、移動手段がバス、、になるので時間的制約があることは事実。レンタカーを借りて運転できると自由度が上がることは確実です。(その場合、平地が殆ど無いシチリアなので、山道運転が大半ということは覚悟しておく必要があります)


クロアチアもそうでした。地中海、旅行先としては、実に魅力的なだけに、交通手段だけ何とかなれば、、、スペインのように鉄道網が発達してくれると楽なんですが。。。難しい話でしょうね。


シチリア観光、実は、『地球の歩き方』よりも、こちらのガイドブックの方が参考になりました。

るるぶ南イタリア・シチリア (るるぶ情報版海外)

るるぶ南イタリア・シチリア (るるぶ情報版海外)



@カターニア



人気ブログランキングへ

イタリア、シチリア旅行 9日目

caltec2015-09-19



シチリア旅行も9日目。明日が移動日なので、実質、今日が最後の観光。シチリア6つ目の世界遺産、エトナ山登山が本日のメイン。


【 本日の行程 】

ホテル →→ バスターミナル(カターニア) →→ バスターミナル(エトナ)→→ ロープウェイ(1920m) →→ ロープウェイ(2300m) →→ エトナ(2920m) →→ ロープウェイ(2300m) →→ ロープウェイ(1920m) →→ バスターミナル(エトナ)→→ バスターミナル(カターニア) →→ ホテル


今日は待ちに待ったエトナ山登山! 世界遺産の山、そして今も活動中の活火山への登山ということで、楽しみにしておりました。1920mの地点まではバスで行き(富士山で言う五合目みたいな感じ?) そこからロープウェイに乗って2300m辺りまで上がり、最後に2920mまで登る感じです。


エトナ山、標高は3345mだそうですが、今も噴煙を上げてるので、自分でいけるのはここまでが限界。とは言いつつも、クレーターから煙は出ているし、地面を少し掘って砂を触ると、暖かい。今も活動中であることが分かります。
九寨溝やラダック地方で3000m超えた途端高山病っぽい症状になったので、心配したのですが、今回は大丈夫でした。


目の前の溶岩を指して「これは、今年の2月に噴火したときの溶岩です」「その向こうの溶岩が3年前の噴火のときの溶岩で」と、ガイドのおじさんが何気に話すのですが、その度に道が閉ざされたり、施設が溶岩に埋まったり、、と大変な思いをしている気もするのですが、 自然と共存というのか、受け入れて生活しているんだな、と感じました。日本の桜島とかと同じ感覚なんでしょうか?


シチリア世界遺産6つ目
エトナ山(2013年)(自然遺産)



@エトナ



人気ブログランキングへ