インド、ラジャスタン州シェカワティ地方旅行 2日目
今日はファテープルとナワルガールの2都市のハヴェーリーを見学。
【 本日の行程 】
ホテル@マンダワ →→ ナディーン・ル・プリンセス博物館@ファテープル →→ ナワルガール →→ モラルカ・ウッタラ・ハヴェーリー →→ ドクター・ラムナート・A ポダール・ハヴェーリー →→ グルガオン
ナディーン・ル・プリンセス博物館
シェカワティ地方2日目は、ファテープルという町にある、ハーヴェリーを見学。フランス人の女性アーティスト(画家)が朽ち果てたハーヴェリーを買い取り、改装。今は博物館として、そして彼女の絵を飾るギャラリーとして、また居室をヘリテージホテルとして観光客に提供しています。 フランス人アーティストの感性でリノベートされたハーヴェリー、なかなかに見ごたえがあり、女性観光客に受けそうな感じです。
シェカワティ地方を訪れる観光客の40%がフランス人、20%がイタリア人、20%がスペイン人、残りはその他外国人(アメリカ人、イギリス人、日本人、中国人など)だそうです。デリーやアグラ(タージマハルがある場所)、バラナシといった、ザ・インドな観光地の喧騒を離れ、かつて栄華を競った豪商の館でのんびりとバカンスを過ごす、フランス人らしい過ごし方かもしれません。
ナワルガール
シェカワティ地方、最後の訪問地はナワルガール。シェカワティ地方でも古い街並みが残り、フレスコ画の保存状態の良いハーヴェリーの数も多く、ハーヴェリーのフレスコ画を堪能するなら、この街が一番と言われています。
ちょうどこの日は国際観光デーだったらしく、通常は有料のハーヴェリー入場料が無料、そして、多くの場所で館長/責任者自らが出てきて中を案内してくれるという歓迎ぶり。 北インドの観光シーズンは10月から本格化するので、暑い9月はまだまだ観光客がいない、という実情もあってか、、、 貸切状態でした。
ハーヴェリーのオーナーは、今はデリー、ムンバイ、バンガロールなどの大都市でビジネスをしているようです。かつて住んだ屋敷は管理人等に運営を任せているとのこと。 近代化すると都市と地方の格差が広がる(都市に集中する)というのは、どこの国でも変わらないものだ、と思いました。
しかし、これだけのものを、そのまま朽ち果てていくにはもったいない。そのうち世界遺産登録とかされないものでしょうか?