ルーブル美術館展 日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄
今日は日本は祝日。ということで、怒濤の展覧会巡りスタート。
まずは国立新美術館で『ルーブル美術館展 日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄』から。
予想通り、会場は親子連れ、おばさんグループで一杯。まわりを気にすることなく、グイグイ差し込んできます、、、
ということで、全作品をじっくり観ることは諦め、見所作品をじっくり鑑賞するプランに変更。で、結論。フェルメールの「天文学者」以外は、、、な感じです。
流石ルーブル、クオリティが高い作品が多い! のですが、巨匠の作品は大作はなく、これといった特徴もない。秀作は巨匠以外の作品。。。
特定の作品を楽しむよりは、セレクションされたテーマを楽しむ展覧会かと
ちなみに、国立新美術館のHPによる、本展覧会の概要は以下の通り
この度、パリのルーヴル美術館のコレクションから厳選された83点を通して、16 世紀から19 世紀半ばまでのヨーロッパ風俗画の展開をたどる「ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」を開催いたします。
「風俗画」とは、人々の日常生活の情景を描いた絵画です。そこには、家事にいそしむ召使い、物乞いの少年、つましい食卓につく農民の家族、庭園に集う貴族の男女など、身分や職業を異にする様々な人々の日常がいきいきと描写されています。
一方で、風俗画には必ずしもありのままの現実が描かれているわけではありません。日常の装いのなかに、複雑な道徳的・教訓的な意味が込められていることもあります。
これらを読み解いていくことも、風俗画ならではの楽しみといえます。
本展には、17世紀オランダを代表する画家、フェルメールの傑作《天文学者》が初来日するほか、ティツィアーノ、レンブラント、ルーベンス、ムリーリョ、ル・ナン兄弟、ヴァトー、ブーシェ、シャルダン、ドラクロワ、ミレーなど、各国・各時代を代表する巨匠たちの名画が一堂に会します。
膨大なコレクションを誇るルーヴル美術館だからこそ実現できる、時代と地域を横断する、かつて例を見ない大規模な風俗画展。ヨーロッパ風俗画の多彩な魅力を、是非ご堪能ください。
まあ、ゆったりとした空間の中、思考を巡らす、、、というのがベストなんでしょうが、こう混んでいると、『読み解く』余裕がないのが実情かな。。。
企画力 :★★☆☆☆
展示方法 :★★★☆☆
作品充実度:★★★☆☆
満足度 :★☆☆☆☆