インド、ブッダガヤ旅行 2日目

caltec2015-03-29



【 本日の行程 】


ホテル →→ Rajgir:ラージギル →→ Giddhakta:グリッドラクータ山(霊鷲山) →→ Ratnagiri:ラトナギリ(多宝山)→→ Nalanda:ナーランダ― →→ Mahabodhi Temple:マハーボディ寺院 →→ デリー


グリッドラクータ山(霊鷲山

日曜日は3:30に起きてブッダガヤからラージギルに移動。グリッドラクータ山(霊鷲山)での御来光を拝むため。出家したブッダが、修行をし、多くの説法を行ったという霊鷲山。今もブッダが常在する聖所。

朝の爽やかな空気の中、山を上ると汗だくに(今の季節、日中は37-39度になります)。山頂の祈祷所に着くと、ちょうどタイからの団体がお祈りをしている最中でした。


ラトナギリ(多宝山)

霊鷲山を少し下り、別の頂のラトナギリ(多宝山)へ。日本山妙法寺と仏搭があります。高台から見る景色は素晴らしく、気持ちの良い朝(この時点で7:30)。狛犬が、獅子というよりライオン。。。インドっぽいといえば、インドっぽい。


ナーランダー

ラージギルに別れを告げ、ナーランダーへ。お目当ての大学跡が9:00まで開かないため、土産物屋の兄ちゃんの勧める、近くにあるチャイニーズテンプルへ。

入場料50ルピー。え?時間潰しに入ったここで入場料?と思いつつも中に入ると、そこには「玄奘記念堂」の文字が。。。 玄奘?ひょっとして玄奘三蔵西遊記三蔵法師のモデルの? と思い、中に入り展示物を読むと、唐の時代の仏僧で、「大唐西域記」を書いたとな。たしかに、あの玄奘三蔵ですな。彼の目指した天竺(インド)はブッダガヤであり、ナーランダーに当時あった世界最大・最高の仏教大学で学ぶこと、でした。


そしていよいよ、玄奘三蔵も学んだという、ナーランダーの仏教大学の史跡へ。12世紀にイスラム勢力に破壊されるまで、世界最大級の仏教大学だったという。広大な敷地に残る遺跡。インド考古学局(archaelogical survey of India)に所属するこの史跡、現在も発掘・復元中だ。


マハーボディー寺院

ナーランダ―からブッダガヤに戻り、再びマハーボディー寺院(大菩提寺)へ。夜に見る寺院と昼に見る寺院。趣が違います。個人的には夜に見たマハーボディ―寺院の方が幻想的で好きでした。


実質滞在時間24時間強の週末旅行でしたが、充実した行程でした。タイ、チベットスリランカ、、、 熱心な仏教徒が多い国から、実に多くの人がここブッダガヤを訪れているのが印象的でした(タイ国際空港は、ブッダガヤへ直行便を出しています)。

イスラム国家による仏教徒の虐殺や仏教遺跡の破壊がなかったら、、、インドは仏教の一大勢力国家となっていただろうなあ、などといろいろ想像した今回のショートトリップでした。


@Buddha Gaya



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