ジャンヌダルク
赤坂ACTシアターにて『ジャンヌダルク』を観劇。
いやー良かったです。
舞台初出演(そして初主演)の堀北真希のジャンヌダルクが清々しいというか、真っ直ぐで、彼女の良さを引き出しているように感じた。また初舞台ながら頑張っている姿に、多くの出演者は好印象を抱いているように感じた。
カーテンコール時にカンパニーに雰囲気はあらわれていて、主演の堀北、伊藤をはじめとする若手陣を、石岡、六平などのベテラン陣が温かくサポートしているんだな、ということが伝わってきた。
今日は東京公演の楽日ということもあり、白井晃(演出)と中島かずき(脚本)も舞台に出てきていたが、白井さん、浅野温子&伊藤英明のローブを2回も踏んでしまい、ちょっとひんしゅくかも。。。
シンプルなセットが逆に想像力をかきたて様々なシーンになるというか、安っぽいセットにならなかった点も良かったし、100人のエキストラを使い、会場全体を戦場とした演出も良かった。
そして、音楽がまた良かった(思わずサントラ盤を購入してしまいました)。
シャルル(伊藤)とジャンヌ(堀北)の関係性がもう少し描かれていると更に奥行きが出るのかなあ・・・
<出演者>
堀北真希:ジャンヌ・ダルク
伊藤英明:シャルル7世(フランス国王)
石黒英雄:傭兵ケヴィン
山口馬木也:ベッドフォード公(イングランド王の摂政)
柴本 幸:マリー・ダンジュー(シャルル7世の妃)
塩谷 瞬:アランソン公(フランス軍の将軍)
高杉真宙:幻影の少年
青木 健:クルパン(ラ・トレムイユの部下)
上杉祥三:タルボット(イングランド軍の将軍)
春海四方:ラ・イール(フランス軍の将軍)
田山涼成:傭兵レイモン
六平直政:コーション司教
浅野温子:ヨランド・ダラゴン(マリー・ダンジューの母)
西岡徳馬:ラ・トレムイユ(シャルル7世の側近)
音 楽 : ★★★★★
脚 本 : ★★★☆☆
演 出 : ★★★★☆
役 者 : ★★★★☆
舞台/衣装: ★★★★☆
満足度 : ★★★★☆