ジャンヌダルク

caltec2010-12-19



赤坂ACTシアターにて『ジャンヌダルク』を観劇。


いやー良かったです。


舞台初出演(そして初主演)の堀北真希ジャンヌダルクが清々しいというか、真っ直ぐで、彼女の良さを引き出しているように感じた。また初舞台ながら頑張っている姿に、多くの出演者は好印象を抱いているように感じた。


カーテンコール時にカンパニーに雰囲気はあらわれていて、主演の堀北、伊藤をはじめとする若手陣を、石岡、六平などのベテラン陣が温かくサポートしているんだな、ということが伝わってきた。


今日は東京公演の楽日ということもあり、白井晃(演出)と中島かずき(脚本)も舞台に出てきていたが、白井さん、浅野温子伊藤英明のローブを2回も踏んでしまい、ちょっとひんしゅくかも。。。


シンプルなセットが逆に想像力をかきたて様々なシーンになるというか、安っぽいセットにならなかった点も良かったし、100人のエキストラを使い、会場全体を戦場とした演出も良かった。


そして、音楽がまた良かった(思わずサントラ盤を購入してしまいました)。


シャルル(伊藤)とジャンヌ(堀北)の関係性がもう少し描かれていると更に奥行きが出るのかなあ・・・


<出演者>
  堀北真希ジャンヌ・ダルク
  伊藤英明:シャルル7世(フランス国王)
  石黒英雄:傭兵ケヴィン
  山口馬木也ベッドフォード公(イングランド王の摂政)
  柴本 幸:マリー・ダンジュー(シャルル7世の妃)
  塩谷 瞬:アランソン公(フランス軍の将軍)
  高杉真宙:幻影の少年
  青木 健:クルパン(ラ・トレムイユの部下)
  上杉祥三:タルボット(イングランド軍の将軍)
  春海四方:ラ・イール(フランス軍の将軍)
  田山涼成:傭兵レイモン
  六平直政:コーション司教
  浅野温子:ヨランド・ダラゴン(マリー・ダンジューの母)
  西岡徳馬:ラ・トレムイユ(シャルル7世の側近)



音 楽 : ★★★★★
脚 本 : ★★★☆☆
演 出 : ★★★★☆
役 者 : ★★★★☆
舞台/衣装: ★★★★☆
満足度 : ★★★★☆



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