バンデラスと憂鬱な珈琲
時差ボケが残ったままの頭で、世田谷パブリックシアターにて「バンデラスと憂鬱な珈琲」を観劇。
元「ジョビジョバ」のマギー脚本・演出ということで、計算された笑いのコネタが詰った作品。14個のオムニバス的なショートピースをつなげて一つの大きな作品にするつくりなど、随所に工夫を凝らされたつくりが心憎いばかり。
ストーリー自体がどうのこうのではなく、各シーンで出てくるキワモノ的なキャラを引き出しの多い役者陣がどう演じていくのかという点が本作品の最大の見所。個人的には、泣きながらパンを食べる小池栄子のキャラと、バンデラスを助けにくる助っ人(キャットウーマンのような小池栄子、クノイチ忍者の高橋由美子、ミスタービーンの杉村蝉之介、ダイ・ハードのブルース・ウィリスの高橋克美)のシーンが一番面白かった。
<出演者>
堤 真一
高橋克実
小池栄子
村杉蝉之介
中村倫也
高橋由美子
段田安則
音 楽 : ★★☆☆☆
脚 本 : ★★★☆☆
演 出 : ★★★★☆
役 者 : ★★★★★
舞台/衣装: ★★★☆☆
満足度 : ★★★☆☆