connected barcelona, trasnational citizens


コスモポリタンバルセロナ、実は多くの移民が暮らしている。バルセロナに住む移民に焦点をあて、文化的・統計的(数字上)に彼らの存在をフィーチャーしようというのが本展覧会の試みだろう。同じ「スペイン語」を話すということで、中南米からの移民が多いのだが(中国も多いが、これは世界中、どこに行ってもそうなので)、本展覧会をここで取り上げられている移民の人たちが見たらどう感じるか? 個人的にではあるが、カルチャル・ダイバーシティというよりは、マジョリティであるカタルーニャ人の視線から見た展示内容であるようにも思え、あまりいい気分はしなかった。


企画力  :★★★★☆
展示方法 :★★★★☆
作品充実度:★★★☆☆
満足度  :★★☆☆☆


市歴史博物館を出たのが閉館時間の8時。カタルーニャ広場に行こうと大通りに出ると、すごい人だかりと、街を練り歩く巨大な人形の列が。。。 どこかで見た風景。ベルギーのブリュッセルでも同様の巨人人形の行列を見たことが。。。


ガイドブックを見て調べると、実は、今日は、バルセロナの守護聖母メルセを祝う、バルセロナ最大のお祭り、聖母メルセの日だったようだ。どおりで、各地でコンサートをしていたり、美術館・博物館がどこもかしこもタダだったわけだ。それを知ったら、祭りを楽しまなきゃ損、ということで、巨人行列について行ったり、おのぼりさんに徹した。カタルーニャ広場から伸びるランブラス通りには、いつも以上に大道芸人が出ていて、いろいろなパフォーマンスで街頭の客を楽しませていた。 マドリッドのホワイト・ナイトの次は、バルセロナの聖メルセのお祭り。。。今回の旅行はお祭りづいている気がする。



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@バルセロナ