常設展


1931年に修復工事をしようと、15世紀末に建てられたゴシック様式の貴族の館の土台を掘り起こしたところ、ローマ時代の城壁が発見された、そこで1943年に歴史博物館として保存することにした、というのが博物館の成り立ち。そのローマ時代の遺跡を見るのを楽しみにしていた。


建物全体の地下がほぼローマ時代の遺跡展示となっており、ワインの製造跡や、公衆浴場、そこから続く水路、屋敷跡など、昔のローマ時代の生活を偲ぶ事ができる。カルタゴのローマ遺跡を見たときにも感動したのだが、バルセロナの市歴史博物館のローマ遺跡も見所が多く、かなり楽しむことができた。


企画力  :★★★☆☆
展示方法 :★★★★★
作品充実度:★★★☆☆
満足度  :★★★★★