常設展


世界各国にピカソ美術館が存在するが、バルセロナにあるピカソ美術館は、彼の若かりし頃(まだ「ピカソ」の画風(と言っても大いに画風を変えていった画家ですが)が確立する前の時代の作品を多く収蔵していること。少年時代から晩年まで網羅的に年代を追ってみることができる、ピカソ初心者にとってとても親切な美術館であるとも言える。


展示順に従い、年代を追ってピカソの画風の変遷をたどり、ピカソの世界を大いに堪能した。彼が15歳のころに描いたという「初聖体拝受」(上野の森美術館で昔見た)と「ラス・メニーナス」のバリエーションが印象に残った。


企画力  :★★★☆☆
展示方法 :★★★★☆
作品充実度:★★★☆☆
満足度  :★★★☆☆