京劇「覇王別姫〜漢楚の戦い〜」

caltec2009-06-13



池袋にある東京芸術劇場中ホールにて、中華人民共和国建国60周年記念事業 京劇「覇王別姫漢楚の戦い〜」を観る。


財団法人日本青少年文化センターが主催する京劇を見るのは、前回孫悟空以来(5年ぶりくらい?)、2回目。今年の京劇としてはお正月の台湾公演以来で2回目。 覇王別姫を観るのは、は以前Bunkamuraに来ていた来日公演を観て以来なので2回目。と、2回目づくしの今回の覇王別姫


今回来日したのは「天津青年京劇団」 。


本公演の概要は、ホームページによると。。。

中華人民共和国建国60周年を記念して京劇「覇王別姫漢楚の戦い〜」を開催します。秦の始皇帝が没し、群雄割拠する中国で、最後に覇権を争った項羽と劉邦の戦いを軸に、項羽と虞姫の悲恋を描いた物語。ヒロイン虞姫役は京劇界最大のスターと言われる梅蘭芳(1894〜1961)が最もこだわり、愛着を持って演じた役柄の一つ。映画や舞台の劇中劇でも取り上げられ、京劇ファン以外にも人気の高い作品です。演じる天津青年京劇団は中国の数ある京劇団の中でも1、2を争うと言われるほどの実力と人気を兼ね備えた劇団。主演の項羽を歌と立ち回り、それぞれの第一人者が二人一役で演じるのも見どころです。


休憩を挟んで前編と後編で項羽を演じる役者が変るのが、本公演の一番の見所だったと思う。個人的には後半に出演した歌を歌う項羽役者が良かった。


話としては有名なものなので、今更ここで述べるまでもないが、やはり京劇はメイクにしても衣装にしても「約束事」が多い世界で、見得を切るところなど、歌舞伎と似た世界だよな、と改めて思った。



音 楽 : ★★★☆☆
脚 本 : ★★★☆☆
演 出 : ★★★☆☆
役 者 : ★★★★☆
舞台/衣装: ★★★★☆
満足度 : ★★★☆☆



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