リチャード3世

caltec2009-01-28



赤坂ACTシアターにて、パルコプロデュース、いのうえひでのり演出の「リチャード3世」を観劇。今までに「朧の森に棲む鬼」や「メタル・マクベス」など、間接的にではあるがシェークスピア作品に取り組んできたいのうえ。シェークスピアに真っ向から挑んだ本作品はどのような舞台になるだろう?と期待しながらの観劇。


さて、結果はというと・・・ちょっと真正面から取り組みすぎた感が強すぎ、いのうえらしさ、新感線らしさというのが演技や殺陣といった芝居そのものではなく、舞台美術や音楽、そして衣装くらいなのかな、という感想を持った。有名な松岡訳ではないものの、翻訳のシェークスピアの台詞を使用しているので、まずその台詞まわしが新感線っぽくないのと、主役の古田新太のリチャード3世像が、期待していたよりも、スケール感が小さいことが意外だった。



音 楽 : ★★☆☆☆
脚 本 : ★★☆☆☆
演 出 : ★★☆☆☆
役 者 : ★★★☆☆
舞台/衣装: ★★★☆☆
満足度 : ★★☆☆☆



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