レベッカ

caltec2008-04-29



シアタークリエにて「レベッカ」を観劇。「エリザベート」「モーツァルト!」「マリー・アントワネット」と、一種独特の世界感を構築してきたM.クンツェ&S.リーヴァイ作品にしては珍しく、普通のストレートプレイに歌がついた、演劇的要素が強い作品だった。言い換えれば、誰が見ても違和感なく作品を観られる、一般大衆向けの作品。それもそのはず、ヒッチコック原作のサスペンスをM.クンツェ&S.リーヴァイがミュージカル化した作品だからだ。


個人的には「モーツァルト!」が一番好きだけど、このレベッカは、とにかく出演者の個性を活かした「任」の登用なので、役柄と役者の特徴がピッタリと合っていて、見ていて気持ち良かった。圧巻は(陰主役とでも言うべき)ダンヴァース夫人役のシルビア・グラブ。とにかく、無表情で怖い。そして歌に迫力があり、メチャクチャ上手い。。。




音 楽 : ★★★☆☆
脚 本 : ★★☆☆☆
演 出 : ★★★☆☆
役 者 : ★★★★☆
舞台/衣装:★★★☆☆
満足度 : ★★★☆☆