宝塚雪組


さて第二回目は雪組。今回は朝海ひかる舞風りらの「踊る」トップコンビ率いる雪組公演。実はこの2人の演技を見るのはテレビでも今回が初めてで、いまいち地味といわれるトップはどんなものかな、と少し怖いもの見たさで見た。


で、見た感想だが、朝海は背が低いのがもったいないな、と。まず何よりもそう思った。ショーや芝居での並び、背が小さいために全然目立たないのが少しかわいそうだった。芝居も歌も下手はわけではない、ダンスはうまい(と思う)、だが宝塚の男役独特のオーラというか、華が今ひとつないような気が正直した。対する娘役トップの舞風りらだが、こちらも見た目はすごく地味。ダンスはすごくうまいし、台詞回しもしっかりしている(妙に甲高い娘役の声でないところがいい)し、歌も安定している。どれといって難点はないのだが、やはり2人並ぶと、華がないというか、小粒な感は拭えなかったりするのだ。。。


今回BSで放送していた演目がまだトップになって間もない頃の演目だったということもあるのだろうが、もう少し派手さがほしい。2番手の貴城けいについても同様。歌・演技・ダンスどれをとっても悪くはないのだが、華やかさがあまりない。まあ、雪組に華やかさを求めてはいけいないのかもしれないが、ダンスがあれだけ踊れるのだから、もっと華やかな方がいい。演目があってないだけなのだろうか?


昨日の星組では、キラキラで絢爛豪華な王子様お姫様の世界は苦手といっておきながら、今日は「地味だ。もっと派手に。華がほしい」と書く僕もどうかとは思うけど、でもそう思うくらい地味だったのだ。。(ただ、これはあくまで僕の個人的な主観です。)