男と女

この１年ほど仕事の都合で移動が多くなったので、以前にも増して本・雑誌の類を買い、読んでいる。比較的短い時間にいろいろな内容を読めるものを。。。と探して雑誌を買っているが（早い話、時間つぶしに最適で、かつ好奇心も満たしてくれる、みたいな雑誌だ）、今週は『クロワッサン』と『anan』の２冊が興味深かった。

『クロワッサン』の特集は「男と女の問題点　男はなぜ子どもなのか？」。方や『anan』は「女が好きな女」。『クロワッサン』のほうは男を語っているようで、実はよくよく読むと女性について語っているようにも見えて、この２冊は切り口は違っても、「近頃の女とは？」について考察しているように見えて面白かった。男と女、親しくなれば分かり合えるようでいても、実は意外と遠い（分かり合えない）存在なのかもしれない。

まあ、雑誌のテイストの違いもあり、クロワッサンのほうがいろいろ面白い記事があったけど、この雑誌の中で語られている中国人女性の日本人男性観は、ステレオタイプではないかい？　アメリカ留学中に中国人の女性からまったく同じ話をいやという程聞かされた（しかも複数の人から）。「日本の女性は世界的に見てもすばらしい。でも日本人男性は最低の部類」。そうかな？そんなにだめか、日本の男性は？しかも年々弱くなっているといわれている現代の日本の男性像とは、そのステレオタイプの日本人男性像は違ってはいやしないかい？

まあ、若い日本人男性が、世界に出てそういう偏見を崩していくよう、頑張るしかないんだろうなあ。なかなか捨てたものじゃないな、日本の男性も、と思ってもらえるように。スポーツの世界でも世界で活躍する日本人男性選手が増えてきたことだしね。

クロワッサンのＨＰ→http://croissant.magazine.co.jp/