リンダリンダ

caltec2004-11-28



今日はシアターアプルにて「リンダリンダ」を観劇。
まあ、ストーリーは良くある劇団芝居ものです。典型的なミュージカルではなく、小劇団芝居に歌がついた、みたいな感は拭えないです(というか、そういうものだと思って見に行ったから違和感はなかった)。ミュージカルというよりは音楽的、歌つきの芝居、という感じで観にいくと、それはそれは楽しい作品です。


強いて言えば、最近流行の「マンマ・ミーア!」方式のミュージカルを鴻上流に解釈すると、こういう作品となる、といった感じなのかな。。(音楽はABBAではなくザ・ブルーハーツ!)


さて、観劇後の感想ですが、今回は役者選出の妙に支えられた舞台だったなあ、とまず思いました。癖のある芝居のできる馬渕英里何北村有起哉大高洋夫と、歌の上手い山本耕史松岡充、SILVAの取り合わせが功を奏したといえると思います。今回は改めて山本耕史の舞台栄えの良さを感じました。一挙措一動作を取っても(初舞台の)松岡君と全然違った。


あとは破壊型(?)の北村有起哉が観客の笑い、個性豊かなキャストを大高が要所で締めるという役割分担もできていたようで、なかなかにまとまった舞台でした。アドリブが多いので、そこでは大いに笑わせていただきました。