ロシア大会

caltec2004-11-27



フィギュアスケートのグランプリシリーズ最終戦、ロシア大会、終わりましたね。現世界チャンピオンの荒川静香スルツカヤに次いで第2位。しかし、フリーの結果だけ見れば3位。世界チャンピオンのタイトルを守るには、まだまだフリープログラムの完成度を高めないといけないですね。。


今回のフリーは「ロミオとジュリエット」。昨年のフリープログラムは「トゥーランドット」を使い、音楽の盛り上がりを上手くプログラムに取り入れ、観る者を惹きつける構成でしたが、今年の音楽は、あれでいいんだろうか??? プログラム構成を見ると、ジャンプの前のステップとかステップシーケンスとか難しい技をこれでもか、と盛り込んでいるんだけど、その各要素をこなし切れていないのが現状なんだと思います。プログラムを滑り込み、作品として完成されると高評価されると思いますが、現時点では何とも言えないですよね。。。彼女がどこまで調整して調子を上げてくるのか注目してみていきたいと思います。


ちなみに、女子シングルのグランプリファイナルの出場者(各大会でのポイント合計の上位6名)は、Irina SLUTSKAYA、Shizuka ARAKAWA、Cynthia PHANEUFJoannie ROCHETTEMiki ANDO、Yoshie ONDA(順位は表示順)。内訳はロシア1、日本3、カナダ2。アメリカの女子選手が一人もいないというのは珍しいですね。昨年の世界選手権で念願の初メダルをとったサーシャ、今年はどうなるんだろう。これも興味深々です。