ミス・サイゴン

caltec2004-11-14



今日またまた「ミス・サイゴン」を見る。今年6回目。今回で本当に見納め。また観たくて観たというよりも、戸井勝海のトゥイを見るがためだけに帝劇に行ったようなものでした(当然席は安い席)。東宝の戦略にはまりまくりの哀れな僕。。。


さて、注目の戸井さんでしたが、姿形から初演の(怖い)山形ユキオトウィを連想してしまい、「少しなあ。。」というのが正直な感想。それだけ泉見君の作り出したトウィ像がすばらしかったからなんだろうけど、戸井さんには「I Love You 愛の果ては?」で演じたようなコミカルな役の方が本人のキャラクターを活かせるのかなあ、といらぬ心配までしてしまいました。


本日は、エンジニア:橋本さとし、キム:新妻聖子、エレン:ANZA、クリス:(石井一孝の代役で)井上芳雄、ジョン:今井清隆という主要キャスト。皆声が大きな出演者の中でANZAの声の小ささが少し気になりました。ノドそうとう痛めてるのかなあ????


今回のミス・サイゴンの中では、橋本エンジニアが一番個人的に好きでした。あそこまで明るく振舞われることによって逆に物悲しさが浮き出てくるような気がします。。


しかし、ミス・サイゴンが終わっても3〜5月は、レミゼが帝劇に帰ってきますよ。出演者の多くはミス・サイゴンからレミゼにスライドするようなので(もうキャストは発表済み)、また、東宝のトリプル・クワドロキャスト戦略にはまる人続出なんだろうなあ。。
しかし、人気演目をこう使いまわすとは手堅い商売だ。ん?劇団四季の十八番か・・・・