雪組:ベルサイユのバラ〜アンドレ編〜

caltec2001-06-04



昨日から4夜連続で「ベルサイユのバラ」をBSで放映しているのですが、たまたま見てしまいました。(^_^;)


マリー・アントワネット仁科友里が恐かった。。。微動だにしない頭と大きく見開かれた目。そして、不必要に甲高くそして大きな声。フェルゼンとのデュエットでも、ハモリの彼女の方が大きな声というのは??


男役3人(トップ杜けあき、2番手一路真輝、3番手紫苑ゆう)の中では、一路より他の2人の方が低音がよく出ていて、歌の安定感があったように思いました。


杜は演技・歌もしっかりして、安定感があり、見ていて安心できるトップという印象。男役ならではの目線(流し目?)とかかすれたような声も結構いい感じだったと思います。ただ、トップとしては、少し地味なんだけどね。和物とかが得意そうですね。あの顔立ちと立ち振る舞いは。


紫苑は歌もいいし、お芝居も上手いとは思うけど、なんか線が細い。こじんまりとまとまってしまっている感じがしました。杜の安定したスケールの大きさ、一路の華やかさと比べると、少し見劣りするのかな。。。というのがこの舞台をみた感想。


一路は華のある男役。ってかんじですね。いわゆる男役っぽくはないけど、でも、宝塚ならでは、って感じがしました。エリザベートでも感じたのですけど、彼女は音をフラットに取るのが苦手みたいですね。少しずつだけど、ビブラートがかかるんだね。実は女であったオスカルってのに、ぴったりだったと思います。でも、トップの杜けあきより目立ってたね。(^_^;)


あと、歌のバラの女王だっけ(?)の専科のオバサンと、語り部チックに幕間に出てくる衛兵の一人がとっても不細工(かしまし娘みたい)で、少し笑えました。女性による女性のための歌劇団が、これでいいの?とも少し思ったんだけど、テレビではなく舞台だから、これでいいのかなあ。。(顔とかがハッキリとわからないから)


あとですねえ。。。杜けあき一路真輝のラブシーンとかは、少し苦手かもしれない。ファンの間では一番盛り上がるところなんだろうけど。(笑)やっぱり生の宝塚の舞台は見れないと思うなあ。。。
#この場面とか早送りしちゃったし。


明日は誰のバージョンだっけ???



音 楽 : ★★★☆☆
脚 本 : ★★★☆☆
演 出 : ★★★☆☆
役 者 : ★★★☆☆
舞台/衣装:★★★☆☆
満足度 : ★★★☆☆