ワシントン・ナショナル・ギャラリー展

caltec2015-05-05



三菱第一号館美術館の『ワシントン・ナショナル・ギャラリー展』へ。


いわゆる美術館のカタログ展ではなく、エイルサ・メロンの寄贈作品を中心とした本展覧会は、一本筋が通った、独自の洗美観点で貫かれている。


三菱第一号館美術館のHPでの、本展覧会の概要は以下のとおり

1)アメリカ合衆国が誇る印象派コレクション

ワシントン・ナショナル・ギャラリー(NGA)は、アメリカ唯一の西洋美術を集めた国立美術館です。収蔵品のほとんどは民間からの寄贈によるもので、驚くべき量と質を誇ります。本展では、そのNGAの中で最も人気があるフランス印象派とポスト印象派のコレクションを展示します。NGAの大規模な改修を機に、まとまって館を離れるのが極めて稀な作品群が、日本初38点を含む全68点揃います。ルノワール、マネ、モネ、ドガセザンヌゴッホなど、アメリカ合衆国が誇る珠玉の印象派コレクションをご堪能ください。


2)アメリカ美術界の重要人物エイルサ・メロンの「優しい」印象派コレクション

このコレクションは、NGAの創設者で実業家として成功したアンドリュー・W・メロンの娘エイルサ・メロンを中心に形成されたコレクションです。エイルサは、父の遺志を引き継ぎ、新規作品取得のための基金を設立するなど、NGAの発展に生涯貢献しました。加えて、フランス印象派とポスト印象派のコレクションをNGAに寄贈し、アメリカにおける近代美術振興に大きな功績を残した重要人物です。彼女のコレクションは自宅を飾るために、繊細で洗練された感性によって収集されたもので、極めて上質で上品な印象派作品群です。


3)3つの親密な(Intimate)印象派コレクション

1.身近に置くために収集。エイルサにとって親密な作品群。
2.家族、親友、身近な風景・・。画家たちにとっての親密な主題。
3.恋人同士、飼い主とペット、パトロンと踊り子・・。モデル同士の親密な関係。


印象派好きにはおすすめです。


企画力  :★★★☆☆
展示方法 :★★★★☆
作品充実度:★★★★☆
満足度  :★★★☆☆



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