四大陸選手権

caltec2012-02-10



4大陸フィギュア:高橋転倒、SP3位 無良が2位


コロラドスプリングズ(米コロラド州)小坂大】


欧州以外の国と地域が参加する、フィギュアスケートの4大陸選手権が9日、当地で開幕し、初日の男子ショートプログラム(SP)で、連覇がかかる高橋大輔(関大大学院)は4回転ジャンプで転倒したものの、82.59点の3位で発進した。


4回転−3回転ジャンプを成功させた無良崇人中京大)が83.44点と健闘し、日本勢トップの2位。世界王者のパトリック・チャン(カナダ)が87.95点で首位に立った。町田樹たつき)=関大=はミスのない演技で、自己ベストを更新する82.37点の4位につけた。


第2日の10日は男子フリーと、浅田真央中京大)、村上佳菜子(愛知・中京大中京高)、今井遥(東京・日本橋女学館高)が出場する女子SPが行われる。


毎日新聞 2012年2月10日 17時34分(最終更新 2月10日 21時09分))

4大陸フィギュア:高橋、ミスでも納得 チャン追い前向き


フィギュアスケート4大陸選手権第1日(9日・米コロラド州コロラドスプリングズ


高地での演技は、体力的にはきつかったようだ。リンクから上がって、しばらくしても息が切れていた高橋大輔は「滑っているときは疲れなかったけど、話していると結構きつい」と言って苦笑した。


演技の内容そのものには納得している。冒頭の4回転ジャンプこそ転倒したものの、空中での姿勢は悪くなく、着氷できると感じたといい「悪い失敗ではなかった。変なジャンプは減ってきた」と高橋。ミスの後も冷静に滑って、3位にとどまったことも評価している。


2年ぶりの優勝を目指す世界選手権(3月、フランス)では、チャンとの新旧王者の対決となる。前哨戦となった今大会はチャンと今季3度目の顔合わせで、またも追う展開となった。ただし、差がついたのは4回転ジャンプの成否が反映される技術点だと、はっきりしている。


その4回転ジャンプは、全日本選手権のSPで4回転−3回転の連続ジャンプに7季ぶりに成功。今大会前の練習でも成功率が上がってきた。「先が見えてきているという感じ」と高橋。世界選手権に向けて、確実に歩みを進めたことが気持ちを前向きにさせている。【小坂大】


毎日新聞 2012年2月10日 19時05分(最終更新 2月10日 19時14分))

4大陸フィギュア:町田「幸せな3分間だった」


フィギュアスケート4大陸選手権第1日(9日・米コロラド州コロラドスプリングズ


町田樹 一番いい演技ができて幸せな3分間だった。ここまで多く練習したので、出しきろうと思った。リンクに立ったときに「できる」と思った。いつもと違う自分だった。


チャン (4回転ジャンプの着氷が乱れるなど)不安定で完璧ではなかったが、この順位で折り返して満足している。ここは自分の練習拠点だけど、高地なのでいまだに難しい。


毎日新聞 2012年2月10日 18時07分(最終更新 2月10日 18時37分))

4大陸フィギュア:無良、会心 「技術」はトップ得点


フィギュアスケート4大陸選手権第1日(9日・米コロラド州コロラドスプリングズ

会心の出来にガッツポーズで演技を締めくくった無良は「高橋選手よりも、なぜか上の順位にいることに驚いた」と率直に喜んだ。「スピードに乗れば跳べる」と確信していた冒頭の連続ジャンプに成功して勢いに乗った。続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と3回転ルッツもきれいに着氷して加点。技術面を示す総要素点は47.22点とトップの得点をたたき出した。


全日本選手権では5位。世界選手権の出場を逃したことが「悔しかった。そこから練習をしたことが結果につながった」と無良。フリーに向け「最後までしっかりと滑りきりたい」と意気込んだ。


毎日新聞 2012年2月10日 17時52分(最終更新 2月10日 18時30分))



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