TAKARAZUKA CAFE BREAK
久々にゆっくりと朝起きてテレビをつけると、「TAKARAZUKA CAFE BREAK」が映り、そこには今日のゲストの星組の「紅 ゆずる」が。。。
最近宝塚観劇してないので、彼女がどのくらいの番手にいる人か知らないのですが、今回の公演の「オーシャンズ11」で演出家の小池修一郎氏から、今までよりも高いハードルを与えられたこと、手探りながら役作りをしていったことなどが語られていて興味深く番組を見た。
中でも印象に残っているのは次の２点。
１つ目は、今回の役（ヒール役？）を演じるにあたり、歌声の表現方法をいろいろと工夫したこと。台詞の声と歌声とにギャップががあってもいけないし、声域で印象が違ってもいけない。かつ今回の役にあった声を出すにはどのようにすればいいのか、試行錯誤しながら役作りをしていたというエピソード。
２つ目は、舞台人としての考え方についてのエピソード。今までは主役（トップスター）の柚木礼音と絡む芝居が多かったが、今回は今までとは違い、舞台のセンターで周りを引っ張っていく立場を与えられて、どのようにしたらよいのか、というこ真摯に思いを語る姿にとを学んだということ。そして、舞台に立つ姿勢として「役としては完璧ではないが、頑張っている紅ゆずる」ではいけないこと。頑張っている・頑張っていないは問題ではなく、きちんとした役を演じる役者として舞台に立てているかが重要であること。そのために、今回はそれこそ寝る間も惜しんで稽古をしたことなどを語っていた。
舞台人として、今、成長の時期になるのだなと感じたのと同時に、これは、将来のトップ候補としての試練（機会）を与えられているのかと思われるような節もあり、、真摯に思いを語る姿に好感を持ちました。
