全日本選手権

caltec2011-12-25



ここ数年caltecにとってのクリスマスとは、観劇+全日本フィギュア(テレビで)観戦となっています。


全日本フィギュア最終日、注目の女子シングルの結果ですが、予想通り3強(浅田、鈴木、村上)が表彰台に上がり、世界選手権の代表となりました。

フィギュア:浅田逆転V 村上は3位 全日本選手権女子


【全日本フィギュア 女子フリー】


女子ショートプログラム(SP)2位から、浅田真央中京大)が逆転優勝を決めた。フィギュアスケートの世界選手権(来年3月、フランス・ニース)の代表選考会を兼ねた全日本選手権は最終日の25日、大阪・なみはやドームで女子とアイスダンスのフリーが行われた。


浅田はジャンプでミスを重ねてフリー2位だったが、計184.07点をマークして1位に浮上。SP3位の鈴木明子(邦和スポーツランド)がフリー1位で計179.27点の2位に上がり、SP首位の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)はフリー6位と崩れて計172.69点で3位だった。


アイスダンスショートダンス(SD)首位のブリナ・オーイ(米国)、水谷太洋(長野市スケート協会)組が計114.21点で初優勝した。


毎日新聞 2011年12月25日 19時45分(最終更新 12月25日 21時33分)


昨年は男子・女子ともに4強(女子:安藤、浅田、村上、鈴木、男子:高橋、小塚、織田、羽生)が3枠をめぐっての熾烈な争いで見ごたえがあったのですが、上位が安定している今大会は、次のスターを探すべく、次期エース候補探しに個人的な興味が移ってしまいました。昔と比べるとどの選手も、レベルが高いので驚きました。


さて、トップ3の各選手ですが、どの選手も本調子ではなかったようで、率直にいうと、見ごたえはなし。インタビューで鈴木選手が語ったように「今日の出来でフリー1位というのも、、、」な感は否めず。


ただ各選手の課題は本大会で浮き彫りになったはずなので、これからの四大陸、世界選手権に向けて徐々に調子を上げていてほしいと思います。

フィギュア:浅田、心身成長 ミス少なくまとめ


浅田真央は、どのような思いを抱いて舞ったのだろう。本来の調子は発揮できなかったが、ライバルたちより少ないミスで演技をまとめた浅田が逆転で全日本を制した。


浅田の武器であるトリプルアクセルはこの日、公式練習で突然安定し始めた。朝の練習では4回中3回成功。直前練習でもクリーンに決めた。だが、本番の冒頭で跳んだのはダブルアクセル。余裕をもって演技が続くかに思えたが、3回転サルコウは2回転に、3回転ループも両足着氷になった。演技が終わると一瞬目を閉じ、ホッとした表情を浮かべた浅田。だが、リンクを離れると「ループ(の失敗)が悔しい」と漏らした。


フィギュア界では、バンクーバー五輪の試合直前に母を亡くしながらも銅メダルを獲得したロシェット(カナダ)の姿が浅田に重なる。ロシェットは「母が一番望んでいることは、スケートを滑ること」と言った。「(全日本選手権を)欠場することは考えなかった」と語った浅田も、きっと同じ心境だったのだろう。


結果的には跳ばなかったが、練習で得た3回転半への自信も大きくついたはずだ。心身の双方で大きな成長を見せ、2年ぶりの全日本選手権頂点へたどり着いた。【芳賀竜也】


毎日新聞 2011年12月25日 20時45分(最終更新 12月25日 21時56分)

フィギュア:鈴木「この出来ではしようがない」


鈴木はフリー1位とはいえ、喜べない内容だった。序盤のダブルアクセル(2回転半)と後半の3回転ルッツがパンクしたうえ、連続ジャンプ二つで回転不足を取られるなどミス連発。「今季は練習ではできるのに、本番でできない。目指していたのは優勝だが、この出来ではしようがない」と苦笑した。今月のグランプリファイナルで2位に入ったが、その後調子が落ちて「不安があった」という。一昨年以来の2位で世界選手権代表に2季ぶりに返り咲き、大舞台に向けて「プログラムを完成させていきたい」と誓った。


毎日新聞 2011年12月25日 22時18分(最終更新 12月25日 23時08分)

フィギュア:17歳村上 新女王の座逃す


17歳の新女王誕生はならなかった。SPでは0.16点差ながら浅田を抑えた村上だったが、この日は3回転ループのパンクや3回転フリップの両足着氷などミスを重ね、終盤のストレートラインステップでは両足がぶつかって転倒。「SP1位は偶然、まぐれなので、そのプレッシャーはなかった。最終滑走に慣れていなくて、動揺してしまった」という。SPの3回転連続トーループは一つ目をフリップに変える組み合わせも準備しており、2季連続の世界選手権に向けて「前回の8位より上に行く」と目標を掲げた。


毎日新聞 2011年12月25日 22時22分(最終更新 12月25日 23時13分)


全日本選手権の結果を受けての、世界選手権と四大陸選手権の代表が発表となった。四大陸選手権への派遣選手に関しては、今期の今までの試合結果や出場数などを考慮すると、妥当な選抜か。


今まで不調だった村上選手は、本番(世界選手権)前に一度四大陸選手権で調整する必要がある。 鈴木・羽生選手に関しては、グランプリファイナルなどの出場もあるため、4位・5位だった選手に大きな国際大会での出場経験を譲る、など、いろいろ考慮されていると思う。

フィギュア:国際大会代表決まる


日本スケート連盟は25日、フィギュアスケートの世界選手権(来年3月、フランス・ニース)など今季後半の主要国際大会代表を決めた。男女各3枠の世界選手権には、全日本選手権の上位各3人が順当に選ばれた。男子の羽生は初の世界選手権代表となった。


代表は次の通り。


<世界選手権>

▽男子 高橋大輔(関大大学院)小塚崇彦トヨタ自動車羽生結弦(宮城・東北高)

▽女子 浅田真央中京大鈴木明子(邦和スポーツランド)村上佳菜子(愛知・中京大中京高)

▽ペア 高橋成美(木下ク)マービン・トラン(カナダ)組

アイスダンス キャシー・リードクリス・リード組(木下ク)


<4大陸選手権>(来年2月、米コロラド州

▽男子 高橋、町田樹(関大)無良崇人中京大

▽女子 浅田、村上、今井遥(東京・日本橋女学館高)

▽ペア 高橋、トラン組

アイスダンス リード組


毎日新聞 2011年12月25日 21時30分(最終更新 12月25日 23時07分)



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