グランプリファイナル

caltec2011-12-12



女子シングル:フリー


女子シングルフリーは浅田選手の欠場もあったせいか、イマイチ見ごたえのない出来でした。


今季はキム・ヨナ選手、安藤選手の休養宣言がある中、世界選手権の優勝争いは熾烈になる予感がします。

フィギュア:高橋、鈴木ともに2位 GPファイナル


ケベック(カナダ)小坂大】


フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル第2日は10日、当地で男女フリーなどがあり、男子はショートプログラム(SP)5位の高橋大輔(関大大学院)が今季自己ベストの172.63点をマークし、合計249.12点で2位に食い込んだ。


GPファイナル初出場で、SPは4位だった羽生結弦(はにゅう・ゆづる)=宮城・東北高=は166.49点で、合計245.82点の4位と健闘した。パトリック・チャン(カナダ)が計260.30点で連覇を達成した。


女子はSP2位の鈴木明子(邦和スポーツランド)はフリーで118.46点を挙げ、計179.76点でGPファイナルで自己最高の2位に入った。カロリナ・コストナー(イタリア)がSPの首位を守り、計187.48点で初優勝した。


ペアは、高橋成美(木下ク)マービン・トラン(カナダ)組は計164.42点で6位。アリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組(ドイツ)が計212.26点で逆転優勝した。


ジュニアGPファイナルは、男子の日野龍樹(愛知・中京大中京高)が5位、田中刑事岡山理大付高)は6位に終わった。ジェーソン・ブラウン(米国)が優勝した。


毎日新聞 2011年12月11日 8時11分(最終更新 12月11日 19時59分)

フィギュア:自己最高2位も笑顔なし 鈴木


3回目のフィギュアスケートGPファイナルで、自己最高の2位をつかんだ鈴木明子だったが、試合後の表情に笑みはなかった。「30%くらいの出来。体が硬くなって、しっくりこなかった」。力み過ぎが、ジャンプの失敗を招いた。


痛かったのは、中盤の連続ジャンプだ。スパイラルの後に組み込んだ3回転−2回転−2回転は単発の3回転に。続く3回転−2回転も前半の着氷でバランスを崩し、後半に続かなかった。長久保裕コーチは「(冒頭の)3回転ルッツで踏ん張った降り方をしたので、そこから平常心ではなくなった。前半の失敗で、後半のスピードをセーブしてしまったのもよくなかった」と指摘する。


優勝したコストナーでさえ、ミスが目立った今大会。トップ層が休養する中で、今後も混戦が予想される。「満足いかない試合だったが、手応えもつかめている」と鈴木。昨季は逃した世界選手権出場を目指し、胸に抱いた課題をクリアするつもりだ。【芳賀竜也】


毎日新聞 2011年12月11日 20時20分(最終更新 12月11日 20時54分)


男子シングル:フリー


実は、今季の高橋選手のフリー、個人的にかなり「好き」です。このブルースの音楽、今までも多くの選手が取り上げてきた曲でしたが、イマイチ好きになれませんでした。曲の変化もなく単調で。。。つまり滑りこなすには表現力が必要な曲なんだと思うのですが、高橋選手の今季のプログラム、音の一つ一つを丁寧に広い、それがステップなり、手の表現なりに全て反映されている。音と振りが一体になった滑りで、見ていてとても「見ごたえ」のあるものになっていました。

フィギュア:1日で気持ち切り替え2位に 高橋 

◇GPファイナル男子フリー(10日、カナダ・ケベック
 

「無心」で2位まで駆け上がった。


フィギュアスケートのグランプリ(GP)でショートプログラム(SP)5位と出遅れた高橋大輔は、フリーで今季の自己ベストをマーク。他の5選手が全員4回転ジャンプを決める中で、高橋は体勢を崩しながらも何とか降りた。「あまり考え過ぎずに臨んだ。昨日は集中できていなかったので」。わずか1日で気持ちの切り替えに成功したのは、やはりベテランだ。


冒頭の4回転トーループ。両手をついて着氷も乱れたが、4回転と認定された。だが、追い上げ成功の要因は4回転ではない。続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)からの七つのジャンプは、ほぼノーミス。中盤で跳んだ3回転半−3回転は、全選手のジャンプの中で最高の15.43点を得た。「4回転以外は自分でも自信を持っているので、不安がなかった」と語る。


男子のフィギュア界は、1試合で4回転を3回跳ぶチャンが頭一つ抜けており、続くライバルたちのレベルも高い。「今日以上の演技をしないと上の方では勝てない。自分自身が成長しなくては」と自覚する。


続く舞台は、世界選手権切符が懸かる全日本選手権。「全日本ではSPとフリーの両方をまとめたい」。元世界王者は今大会の経験を生かしつつ、虎視眈々(たんたん)と、王座奪還を狙う。【芳賀竜也】


毎日新聞 2011年12月11日 20時09分(最終更新 12月11日 20時58分)


実は、羽入君のちょっと生意気にも捉えられる強気発言、最近ツボにはまっています。王者を狙うものは、目標に対しての出来栄えについては謙虚でありつつも、根っこのところは(自分の力を信じていて)俺様キャラなんだなあ、と彼の発言を聞いて毎回思うのですが、その両者のバランスが絶妙なのです。

フィギュア:羽生、大きな収穫


フィギュアスケートのグランプリ(GP)試合後、羽生結弦(はにゅう・ゆづる)は両手をほおに当て、口を丸く開けて驚いた表情を見せた。今季、国際大会では一度も決めていない4回転ジャンプをクリーンに降りられたことに驚いたのかと思いきや、「(最後の)サルコウでミスをしたので、びっくりした」。だが、終盤の3回転サルコウで左手をついた以外は完璧な素晴らしい演技だった。初のGPファイナルを終え、「自分の中ではちょっとだけ、海外で認められた自信がある。過信をせずに、全日本(選手権)に臨みたい」。大会直前に17歳になったばかりのホープは、大きな収穫を得た。


毎日新聞 2011年12月11日 20時15分(最終更新 12月11日 20時49分)



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