グランプリファイナル

caltec2011-12-09



ロシア大会で優勝し、調子を上げていた浅田選手。グランプリファイナルでも優勝の期待がかかっていまいしたが、急遽欠場とのことです。


彼女のコンディションや、全日本選手権への影響などいろいろ心配されますが、まずは気持ちをしっかりともっていただければ、と思います。

フィギュア:浅田真央GPファイナル欠場 母親の病気急変

ケベック(カナダ)芳賀竜也】


9日(日本時間10日未明)に開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルに参加を予定していた浅田真央選手(21)=中京大=が、大会を欠場することになった。国際スケート連盟(ISU)が8日(同9日未明)に発表した。浅田選手の所属事務所によると、内臓疾患が今夏から悪化し、入退院を繰り返していた母親の匡子(きょうこ)さん(48)の容体が、8日に急変したためだという。


当地で調整していた浅田選手は、日本スケート連盟小林芳子フィギュア強化副部長に「本当にご迷惑をおかけします」と語り、佐藤信夫コーチとともに8日朝、帰国の途に就いた。


浅田選手は今季、GPシリーズのNHK杯で2位、ロシア杯では優勝し、3季ぶりでGPファイナルに進出。同じく3季ぶりのファイナル優勝を目指していた。ファイナルはGPシリーズ各種目の上位6人・組が出場でき、補欠の選手も3人・組が選ばれているが、ISUは「開幕までの時間がない」として補欠を招集せず、女子は5人で行う。


毎日新聞 2011年12月9日 1時16分(最終更新 12月9日 12時23分)

浅田欠場:関係者当惑…「残念、予想外」でも「家族大事

ケベック(カナダ)芳賀竜也】


フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル開幕前日の8日、3季ぶりのGP女王を目指す浅田真央中京大)の、突然の欠場と緊急帰国が発表され、当地の関係者に衝撃が走った。


日本の小林芳子チームリーダー(連盟フィギュア強化副部長)によると8日午前5時過ぎ(日本時間8日午後7時過ぎ)、浅田のマネジメント会社から小林氏の携帯電話に、浅田の母親の容体急変を伝える一報が入った。小林氏は「お母さんが体調を崩し、調子がよくないとうかがっていたが、(大会期間中に)こういう状況になるとは予想していなかった」という。浅田は身支度を調え、佐藤コーチとともにタクシーでケベック郊外の空港に向かった。浅田の様子について、小林氏は「凜(りん)としていて、気丈に振る舞っていた」と説明した。


国際スケート連盟のチンクアンタ会長は、開幕に向けた記者会見の冒頭で浅田の欠場に触れ、「残念だが、家族のことが一番大事だから」と緊急帰国に理解を示した。浅田の欠場で、日本女子で唯一の出場になった鈴木明子(邦和スポーツランド)は「一刻も早く状態がよくなることを祈っている。こちらに残った選手でチームジャパンが一丸となって、最後までしっかりと戦いたい」と語った。今季の中国杯を制したカロリナ・コストナー(イタリア)は「悲しいが、私が彼女なら同じように帰るだろう」、昨年のファイナル覇者のアリサ・シズニー(米国)も「とても悲しい。彼女は素晴らしい競争相手なので心配だ」と話した。


毎日新聞 2011年12月9日 11時38分(最終更新 12月9日 12時16分)



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