グランプリシリーズ:ロシア大会
女子シングルSP、浅田選手、やりましたね! 技術的な面ももちろんですが、PCSにおいても、今期の彼女のプログラムは秀逸であるといえます。彼女のSPの曲は、ちょっとポップでかわいらしいアレンジのシェヘラザードですが、雄大なオーケストラバージョンではないのが、逆に良かったと思います。鐘の音の一つ一つに合わせてステップを踏んでいくなど、十二分に音楽の世界を表現できている、そんな印象を受けました。
有望選手が多く出場しているため、順位こそ6位にはなりましたが、今井選手も健闘したと思います。
日本人両選手、明日のフリーにも期待です。
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、ロシア杯は25日、モスクワで開幕し、女子ショートプログラム(SP)で浅田真央(中京大)が64.29点で首位に立った。アリョーナ・レオノワ(ロシア)が63.91点で2位につけ、今井遥(東京・日本橋女学館高)は55.20点で6位。
浅田はほぼ完璧な演技だった。今大会は2位以内に入れば、3季ぶりにシリーズ上位6選手によるGPファイナル(12月・カナダ)進出が決まる。
(毎日新聞 2011年11月25日 21時52分(最終更新 11月26日 3時11分)