台風
台風、かなりスピードが遅いようで、なかなか去ってくれないという感じです。今日は旅行後の整理で一日中家にいたのですが、旅行中の洗濯物を干すことも出来ず、刻々と変化する空を眺めながら、写真の整理やら、荷物の整理やらをしておりました。
台風、死者３人・不明１３人 ５０万人に避難指示・勧告
大型の台風１２号は３日午後、四国を通過して岡山県に再上陸し、西日本を暴風域に巻き込みながらゆっくりとした速さで北へ進んだ。奈良県十津川村で同日夕に発生した土砂災害で１人が死亡、７人が行方不明になっている。これも含め全国の死者は計３人、不明者は計１３人になった。川の氾濫（はんらん）や土砂災害の恐れなどから、西日本の各自治体は住民ら約５０万人に避難指示・勧告を出した。
４日にかけても西日本を中心に激しい雨が続く見通しで、気象庁は土砂災害や高潮などへの警戒を呼びかけている。同日夜までの２４時間の予想雨量は多いところで、近畿４００ミリ▽東海３００ミリ▽関東甲信２５０ミリ▽中国２００ミリ。
奈良県十津川村野尻では３日午後６時半ごろ、村営住宅２棟が氾濫した十津川の水が押し寄せて倒壊。住民１１人のうち４人は救出されたが、うち１人が死亡。７人が行方不明になった。県警によると、村営住宅東側を流れる十津川対岸のがけが崩れて川をせき止め、川の水があふれたという。警察や消防は深夜に捜索を中断したが、天候回復を待って再開する。現場近くの風屋ダム付近では、降り始めから３日午後１０時までの降水量が１０８６ミリに達していた。
岡山市は３日午後６時までに、笹ケ瀬川や旭川で堤防決壊の恐れがあるとして、約２２万人に避難勧告を出した。岡山県内では、玉野市なども含めて約３０万人に避難勧告・指示が出た。兵庫県姫路市も同６時、川の水位が上昇したため、約１０万人に避難勧告を出した。
気象庁によると、４日午前０時現在、台風１２号の中心気圧は９９２ヘクトパスカルで最大瞬間風速は３５メートル。中心から北東側７５０キロ以内と南西側５６０キロ以内で風速１５メートル以上の強風になっている。
過去３日間の降水量は、奈良県上北山村で１４７４ミリ、和歌山県田辺市本宮町で１０８９ミリ、鳥取県大山町で８７９ミリなど各地で観測史上最多を記録し、記録的な大雨となった。
（asahi.com 2011年9月4日1時4分）
高気圧の勢力が強いのも、考えものです。。。
台風のろのろ、勢力弱まらないワケは…
台風１２号は動きが遅く、勢力を保ったまま記録的な大雨が続く特徴がある。
気象庁によると、時速約５〜１５キロ程度と、徒歩か自転車くらいの速度でゆっくり北上している原因は、大陸から日本海に張り出している高気圧と、日本の東から張り出している高気圧のためだ。台風は二つの高気圧に挟まれるような形となり、進路が阻まれている。
９月ごろの台風は通常、日本付近に近づくと西から東へ吹く偏西風に乗り、北東に向けて加速していく。北から冷たい空気が流れ込むため、勢力も弱まる。しかし、偏西風が平年より北の北海道付近の上空で吹いているため、日本に上陸後も勢力を保ち、広い範囲で雨や風が強い状態が長時間続いている。
（asahi.com 2011年9月3日19時57分）
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