ドラマ:大切なことはすべて君が教えてくれた


今シーズンのドラマの中で、その番組の印象が大きく変わったのが、フジテレビ月9の「大切なことはすべて君が教えてくれた」。


初回の斬新で、透明感があって、色で例えるとクリアーブルーみたいな世界感と主役3名(三浦春馬、戸田恵理香、武井咲)の魅力に「これは観なくては!」と思ったものの、、、第2話〜第4話までの、なかなか進まない展開に、かなりイライラ度が高くなり、途中で観るのをやめようかと思ったほど。


しかし、第5話あたりから、ストーリーに動きが出始めてから、俄然面白くなってきました。 何となく結婚を考えていた教師2人が、結婚を決めてから、初めて色々とお互いの関係や自分の生き方を考えるようになり。。。という「自分探し」的な要素と、そこに教師と生徒の恋愛という要素を詰め込んで、ちょっとややこしく、ストーリーにふくらみを持たせて、というところを狙ったんだと思います。


・結局2人が結婚するなら、戸田が「結婚する」と言えば、三浦春馬は教師を辞めずにすんだのでは?
マリッジブルーだっただけ?
・三浦の武井咲への想いはそういういうもの?


とか、いろいろ突っ込みたいところ満載ですが、彼らが自分の今までの行き方だとか、仕事への取り組み方だとか、人間関係(親子、教師、夫婦)を見直し、納得した答えを見つけていく様は、個人的には共感できるところが多かったです。まあ、みんな揃いも揃って馬鹿正直というか、世渡り下手な人ばっかだな、、とは思いましたが、こういう青い感情がたくさん出てくるドラマも、それはそれで良いのかなと。。


視聴率の悪さだとか、俳優陣の人間関係だとか、いろいろと週刊誌ネタになっていたこのドラマで一番得をしたのは、結局は、、武井咲なのかなあ。



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