グランプリ ファイナル

いよいよ明日からフィギュアスケート、グランプリファイナルが始まります。


勝手な予想順位を。

  1位:安藤美姫
  2位:鈴木明子
  3位:レイチェル・フラット(米)
  4位:村上佳菜子
  5位:カロリーナ・コストナー(イタリア)
  6位:アリッサ・シズニー(米)


安藤、鈴木、レイチェル・フラットの3選手の演技は今シーズン安定しているので、実力通りにいけばこうなるかな、、という順位です。4位の村上選手以下は試合によって演技内容にバラツキがあるので、安定度で勝手に順位付けしてみました。

フィギュアGPファイナル〈女子見どころ〉 北京で10・11日


フィギュアスケートのシーズン前半の世界一を決めるグランプリ(GP)ファイナルが、10、11日に北京で開かれる。日本勢は男女ともに3人が出場し、いずれも初優勝をかける。五輪の翌シーズンとあって海外勢に際だつ選手がおらず、世界タイトルを取るビッグチャンスが巡ってきた。


■期待膨らむ村上ら愛知3人娘


2005〜06年シーズン、当時15歳の浅田真央(現中京大)が有力選手を押しのけて頂点に輝き、世界を沸かせたGPファイナル。今季、その浅田の再来を思い起こさせるようなニューヒロインが登場した。GPシリーズデビュー戦のNHK杯で3位に入り、2戦目のスケートアメリカで見事に優勝。浅田と同じ名古屋のクラブで育った16歳、村上佳菜子(愛知・中京大中京高)だ。


昨季はジュニアGPファイナルと、世界ジュニア選手権という2大タイトルを獲得。今季からシニアデビューした村上は、浅田を育てた山田満知子コーチの秘蔵っ子だ。「真央ちゃんのように器用じゃないけど、やる時はキチッとやる」と山田コーチ。持ち味は豊かな音楽表現力と若さを生かしたスピード感。ジャンプさえ決まれば完成度は高く、シニアの「お姉さんたち」にひけを取らない。


浅田が初めてファイナルを制したシーズンと同じようにGP2戦目で優勝を飾った。村上は悪びれず「ちょっと真央ちゃんに追いつけたかな。次も少しでも追いつけるようにしたいです」。ファイナルの女王にも期待が膨らむ。


今季前半の一番の驚きは村上の台頭だが、だれがファイナルの頂点を狙えるか、となると、日本のベテラン2人からは目が離せない。トリノバンクーバーと2度の五輪を経験した安藤美姫トヨタ自動車)と、同じくバンクーバー組の鈴木明子(邦和スポーツランド)である。村上を含め、くしくも3人がフィギュア王国・愛知出身だ。


特に安藤には安定感がある。昨季あたりから大会ごとの成績にムラがなくなった。今季も中国杯で優勝を飾ると、続くロシア杯は腰の肉離れを抱えながらも2連勝を遂げた。ファイナル出場者6人中、GP2勝は安藤だけだ。


「ファイナルへ行きたい気持ちを強く持っていた。北京で私を待ってくれているファンもいるから」。07年世界選手権女王はベテランとはいえ、まだ22歳。伸びしろもある。6度目のファイナルで初めての女王を狙っている。


安定感という意味では、安藤に次いで力を発揮できているのが鈴木だ。昨季は初めてのファイナルの舞台で表彰台(3位)に上がり、その自信を糧にしてバンクーバー五輪の切符を手にした。今季GPは2戦とも2位。「中国杯は内容が良くなかったけど、ジャッジの評価が安定していて自信になっている」と話す。


海外勢に目を転じるとNHK杯を制したカロリナ・コストナー(イタリア)、スケートカナダ優勝のアリサ・シズニー(米)、レイチェル・フラット(米)と、日本勢とのレベルの差はほとんどない。小差の勝負になりそうだ。(坂上武司)


    ◇


〈キーワード〉GPファイナル 1995〜96年シーズンから国際スケート連盟公認の国際競技会がシリーズ化された。そのGPシリーズの総合成績で、トップ6に入った選手で争うシーズン前半戦のハイライト。男女シングルの場合、シリーズ6大会の1〜8位にそれぞれ、1位15点、2位13点、3位11点などの得点(9位以下は0点)が与えられ、各選手が出場できる2大会の合計得点の上位6選手が出場できる。日本勢でファイナルを制したのは、女子の村主章枝(2003〜04年シーズン)と浅田真央(05〜06年、08〜09年)の2人。


asahi.com 2010年12月8日11時9分


予想通り、安藤選手はショートプログラムの曲を変更するそうなので、この短期間の間にどういう風にプログラム構成を買えたのか、その辺もチェックしたいと思います。

安藤美姫:SP使用曲を変更「いいプログラム」


フィギュアスケートのGPファイナル(10日開幕)に向け、07年世界女王の安藤美姫(22=トヨタ自動車)が8日、開催地・北京入りした。同日の公式練習には姿を見せなかったが、中部国際空港を出発する際には「ロシア杯の後に新しく変えた」とSPのプログラムを変更したことを明かした。


新使用曲は映画「ミッション」のサウンドトラックで、世界を代表するチェロ演奏家ヨーヨー・マの演奏によるもの。11月下旬のロシア杯直前に腰を痛めた影響もあり、演技内容も修正したが、3−3回転を組み込んだジャンプの構成は変えない方針。「2週間と短かったけど、自分のやれる限りいいプログラムにできた。腰も良くなってきている」。ファイナルは昨年の2位が最高。新たな曲調で初戴冠を目指す。


スポニチ 2010年12月9日)


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