ロシア杯

caltec2010-11-20



実力者が揃ったロシア大会。安藤選手の1位、鈴木選手の2位は確定として、3位に入るのが、誰か?と予想していたのですが、今回のロシア大会について言えば、SP,フリーの出来ともに、安藤選手よりも鈴木選手の方が良かったように見えました。


鈴木選手、フリーではフリップがパンクしてしまったのと、トリプル→ダブル→ダブルの3連続の最後がシングルジャンプになってしまったのが残念ではありますが、曲の解釈、演技、スケーティング等とても良かったと思います。ショートのタンゴで演じたの強い女性から一変、フリーでは「屋根の上のバイオリン弾き」にのって柔らかさを表現できたと思います。


安藤選手は、背中の怪我のせいもあってか、いつものシャープさが少し欠けているような気がしました。しかし、不調ではあっても、優勝してしまうところが彼女の凄さであり、あとは、(男子と同じ)後半にジャンプを5つもってくる「攻めの」プログラムの利点だと思います。今シーズンはまだ本調子の彼女演技を見ていないような気もするので、これからのパフォーマンスに期待したいです。

フィギュア:逆転Vの安藤、2位鈴木と共にGPファイナル確定 ロシア杯女子


フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯は第2日の20日、モスクワで男女のフリーなどが行われた。女子では中国杯優勝の安藤美姫トヨタ自動車)はフリー120.47点、合計174.47点で、ショートプログラム(SP)5位から逆転優勝した。安藤はGP上位6人によるファイナル(12月・北京)進出が確定した。安藤は演技後半のジャンプを次々に決め、テクニカルエレメント62.65点はバンクーバー五輪のフリーを上回った。


中国杯2位の鈴木明子(邦和スポーツランド)がフリー115.31点、合計172.74で2位。クセーニャ・マカロワとアリーナ・レオノワのロシア勢が下位に沈んだため、鈴木もファイナル進出が決まった。


男子フリーでは、SP3位のトマシュ・ベルネルチェコ)がフリー156.21点、合計230.31点で逆転優勝した。シニアGP2戦目の15歳、羽生結弦(はにゅう・ゆづる)=宮城・東北高=はフリー132.42点、合計202.66点で7位。町田樹たつき)=関大=はフリー120.64点、合計177.01点と伸びず11位に終わった。


【毎日jp編集部】


毎日新聞 2010年11月21日)


NHK杯につづき、高橋/トラン組がメダル獲得(銀メダル)。優勝したのが、ロシアの川口/スミルノフ組。代表する国は違えど、日本人の1、2フィニッシュであることは間違いなく、、、CSでしか放送してくれないので、テレビで演技を見られないのが残念で仕方がありません。


しかし、(NHK杯のときにも感じましたが)高橋/トラン組、今シーズン、急成長しましたね。

ペアはSP2位の高橋成美木下工務店ク東京)とカナダ人のマービン・トラン組がフリー3位の合計165.47点で2位。川口悠子アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)がSP、フリーともに1位の合計182.70点で優勝した。(共同)



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