ロシア杯

caltec2010-11-19



ロシア大会、男子、女子ともに、実力者が揃っていて、なかなかに見ごたえのある大会になっていると思います。特に男子は、町田、羽生、ベルネル、パトリック・チャンアボットと、、見ていて楽しかったです。


女子について言えば、安藤選手のショートは、ちょっと乗り切れていないというか、「音楽が・・・」とまた楽曲変更しそうな感じです。強いビートでリズムは取りやすいとは思うのですが、メリハリがないというか、山場がないというか、ずっとズンズン押してばかりいる演技なので、今までのような(シェヘラザード、サムソンとデリラクレオパトラなど)「演じやすい」音楽を選んでもよいのかな、と感じました。特に今回のように体のコンディションが良くない場合を考えると、自分から引っ張っていくよりも、曲やキャラクターに引っ張ってもらえるような方が良いと思います。


鈴木選手は、現時点で、(プログラムが)かなり出来上がっている感じ。技と技の繋ぎの部分含めて、作品としてプログラムを演じることが出来ているので、あとはスピン・ステップなどの各要素のレベルをこれから以下に上げていくか、という点に注力する感じになるのでしょうか?

フィギュア:鈴木が首位発進 安藤5位 露杯女子SP


フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯は19日、モスクワで開幕し、女子ショートプログラム(SP)で第3戦の中国杯で2位の鈴木明子(邦和スポーツランド)が安定した演技を披露し、57.43点で首位発進した。


アグネス・ザワツキー(米国)が56.84点で2位。中国杯を制して2連勝を目指す安藤美姫トヨタ自動車)は3回転フリップが回転不足の判定を受け、54.00点で5位と出遅れた。


男子SPでシニアGP2戦目の15歳、羽生結弦(はにゅう・ゆづる)=宮城・東北高=は、国際大会で自己最高の70.24点で6位発進となった。パトリック・チャン(カナダ)が81.96点でトップ。


アイスダンスショートダンスはエカテリーナ・ボブロワ、ドミトリー・ソロビエフ組(ロシア)が60.80点で首位。


ペアSPは高橋成美木下工務店ク東京)とカナダ人のマービン・トラン組が55.90点で2位。川口悠子アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)が61.91点でトップに立った。(共同)


毎日新聞 2010年11月20日 9時56分(最終更新 11月20日 10時06分))


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