ドラマ：FACE MAKER
不況が長引く中、予算のかかるドラマ枠を減らそう、という他局と同様、日本テレビの今クールのドラマ（国内製作ドラマ）は『黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-』（水曜10時枠）、『Q10（キュート）』（土曜9時枠）、そしてこの『FACE MAKER』（木曜深夜枠）の３本のみです。
木曜深夜枠は『プロゴルファー花』『日本人の知らない日本語』と２クール連続で「面白い」と感じるドラマが続いて、「当然のことながら次も楽しいに違いない」と期待が高かった『FACE MAKER』ですが、第２話まで見た限りでは、はっきり言って、つまらない、です。
何がつまらないのか（勝手に）考えてみました。
・話がオムニバス形式であり、かつ各エピソードの主役がゲスト出演の女優さんであるらしい点
・（本来主役であるらしい）永井大演じる天才美容外科医霧島瞬が、狂言回し（ストーリーテラー）になっている点
・「ラスト５分で何かが起きる、サスペンス」（By読売テレビ）という宣伝の割には、「結局は人情話なのね」というオチに、外科医と助手がまとめ話てきな世間話をする、という、イケテナイ演出
個人的に、一話完結のストーリーをつなげたドラマが好きではないので、その時点で評価は下がるのですが、今回は（設定は除くと）「ありきたり」な展開で終始するので、「安っぽいドラマ」感が強いです。特にTBS、NHKあたりが斬新なドラマをたくさん制作しているので、なおさらその感が強い。
「黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-」（水曜10時枠）は枠的にも出演者的にも面白いものだと思いますが、「Q10（キュート）」がつまらなかったら、、、今クールの日テレのドラマ、ちょっとヤバイです。
脚本を複数の人（荒井 修子、高山 直也、田中 眞一、田辺 茂範 ほか）で手がけているのも、その一員の一つなのでしょうか？
＜主要キャスト＞
霧島 瞬：永井 大
霧島京子：日向千穂
樋口麗美：加藤あい（第一回ゲスト）
園部美和：井上和香（第二回ゲスト）
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