ドラマ:絶対零度・未解決事件特命捜査
2010年春クール、やたらと刑事もののドラマが多いですが、その(感想として)第一弾、「絶対零度・未解決特命捜査」の感想を。
若手育成枠だったはずの、フジテレビ火曜9時枠のドラマ、今回は主演の上戸彩は若手枠だとして、その捜査官の同僚は、個性ある俳優陣で固めています。熱血漢タイプ、知的でクールなタイプ、飄々としていながら実は状況を把握して行動しているタイプなど、様々なタイプの同僚と絡むことで、主人公の成長が見られるということなんでしょうか。。。
未解決事件を捜査するということで「謎」な部分が当然多いのですが、このドラマで焦点が当てられているのは、トリッキーな事件の謎解きではなく、被害者やその周りの人々の「想い」。そして被疑者・被害者と真正面から向かい合うことで、成長していく主人公の姿。
刑事者というジャンルを借りながらも「若手が成長していく姿を描く」というこの枠のコンセプトには合致しているように思えます。
主人公を見守る上司役の北大路欣也が良い味だしているのと、すっかり刑事役がはまってきた宮迫博之、そして、何よりLOVE PSYCHEDELICOの主題歌が良いです。
欲を言えば、キレイに流れすぎるきらいがあるので、もっと人間臭いところが表現されるといいなあ、と思います。
<主要キャスト>
桜木 泉 :上戸彩
塚本圭吾 :宮迫博之(雨上がり決死隊)
高峰涼子 :山口紗弥加
深沢ユウキ:丸山智己
白石晋太郎:中原丈雄
倉田 工 :杉本哲太
長嶋秀夫 :北大路欣也
大森紗英 :北川弘美
竹林 匠 :木村了
秋山 透 :南圭介