シルク・ド・ソレイユ ZED

caltec2010-02-14



舞浜にある特設劇場にてシルク・ド・ソレイユ、ZEDを観劇。


昨年の「コルテオ」ですっかりシルク・ド・ソレイユの魅力に取り付かれたcaltec。期待に胸を膨らませての観劇だったが、演目の元になるサーカスのアクロバティックについては、数が限られていることもあり(ジャグリング、ロープ、空中ブランコなど)、「コルテオ」と使用する技(アクロバティックの種類)が被るところは、当初ほどの観劇がないのか?と少し不安な面も実はあった。


で、観劇の結果。。。 そんな心配は杞憂だったことがわかった。


冒頭からZEDの世界にやられてしまって、幻想的な世界観と、出演者の確かな技量と、そして計算され尽くしたショーアップされた構成に、ただただ唸るばかり。


特に綱渡りのメンバーが最後以外は命綱なしで演目をこなしていたところにはビックリした。落下したらどうなることかと(勝手に)ヒヤヒヤしながら観劇していた。 


日本人参加のバトントワリングの元世界チャンピオン(11連覇されていたそう)稲垣さんも活躍。その卓越した技量に安心して見ることが出来たが、バトントワリングが一人のみの出演なので、他演目と比較すると、どうしてもバリエーションを増やすことが出来ない。あと1〜2人増員して、2人、3人でバトントワリングできたら、もっともっと素晴らしくなるのだろうが、難しいのだろうか。。。


そして、専用劇場での開催ということで、このZEDという演目を演じるためだけに建てられた建物で演じられる演目は、隅々まで計算されて設計されており、ZEDという作品の完成度そして、観客の興奮度・満足度を高めるのに大きな効果があると感じた。ラスベガスに行って、そこにある特設劇場で上演されている演目(複数ある)を観劇してくるってのも、なかなか楽しそうな旅行かもしれない。



音 楽 : ★★★☆☆
脚 本 : ★★★☆☆
演 出 : ★★★★★
役 者 : ★★★★★
舞台/衣装: ★★★★★
満足度 : ★★★★☆



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