ヨーロッパ選手権

caltec2010-01-21



ロシアの川口/スミルノフ組、とうとうヨーロッパチャンピオンになりました! サブチェンコ/ゾルコビーが今季不調であるとはいえ、堂々のヨーロッパチャンピオンです。


ペアに関しては、中国ペアを除くと、彼女達がメダル筆頭候補になるはずで、バンクーバーオリンピックが楽しみになってきました。中国の一角を崩せるかが大きなポイントになるかとは思いますが、中国がメダル独占することはないと思うので。 


ペアでの日本人最高位はアメリカ代表として出場していた伊那選手でしょうか?

川口・スミルノフ組、逆転で初V フィギュア欧州選手権


【タリン(エストニア)=小田邦彦】


フィギュアスケート欧州選手権第2日は20日、当地であり、前日のペア・ショートプログラム(SP)2位の川口悠子アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)はフリーで世界最高となる139.23点をマークして合計213.15点となり、逆転で初優勝を決めた。大会4連覇を狙った世界チャンピオンのアリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組(ドイツ)は2位。


男子SPは、世界最高となる91.30点をマークした2006年トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が首位。前回大会優勝のブライアン・ジュベール(フランス)が88.55点で2位につけた。


asahi.com 2010年1月21日12時37分)

川口組、一躍「金」候補に フィギュア欧州選手権


【タリン(エストニア)=小田邦彦】


20日にフリーがあったフィギュアスケート欧州選手権のペアで、川口悠子アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)が初優勝した。28歳の川口は五輪出場のために昨年、ロシア国籍を取得したばかり。バンクーバー五輪へメダル候補として乗り込むことになる。


優勝決定後のリンク内のインタビューで、川口は二つの言語で喜びを表した。まずはロシア語で「スパシーバ(ありがとう)」。そして、日本語で「ありがとう」。観客に声を張り上げた。


高い技術と演技力が見る者に訴えかけた。157センチの川口が183センチのスミルノフに豪快に持ち上げられ、投げられる。2人のジャンプとスピンがシンクロする。大きなミスは、川口が序盤の3回転ジャンプの着氷でぐらついたくらい。最後、スミルノフに抱きかかえられ、両手を突き上げた川口には審判の顔がはっきりと見えた。「笑っていた」。高得点を予感した。


スロージャンプの4回転サルコーを回避し、3回転にした。国際大会で確実に結果を残すためだ。コーチから指示があったときは少し戸惑ったが、気持ちを切り替えた。「サーカスのように4回転を見せて終わりじゃない。演技を見せなきゃいけない。スミルノフもがっかりしているけど、用意はしています」。五輪に伸びしろを残して乗り込むことになる。


表彰式、ロシア国歌が流れる中、川口はどこかそわそわしていた。まだ覚えていないのだ。「はやく覚えなきゃ。五輪までに覚えます」。ロシアはペアで旧ソ連時代から五輪12連覇中。バンクーバーの表彰台の真ん中で歌う可能性もある。


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かわぐち・ゆうこ 


1981年11月生まれ、愛知県出身。5歳でスケートを始める。99年ペアに転向。外国人選手と組んで全日本選手権で3度優勝した後、米国の所属に。06年からアレクサンドル・スミルノフとペアを組んでロシアに所属を変更し、09年1月にロシア国籍を取得した。09年世界選手権銅メダル。


asahi.com 2010年1月22日11時19分)


男子シングルSPはプルシェンコがブッチギリ。どうりでミーシンコーチが忙しいはずで、村主選手がコーチを途中で変えた理由もわかるというもの。


プルシェンコについては、能力もさることながら、彼の負けん気の強さというか、精神力の強さによるところも大きい気がします。

プルシェンコ、SP世界最高点更新 フィギュア欧州


【タリン(エストニア)=小田邦彦】


フィギュアスケート欧州選手権第2日は20日、当地で男子のショートプログラム(SP)があり、2006年トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が、自身が同五輪でマークした世界最高(90.66点)を更新する91.30点をマークし、トップに立った。2位は前回大会優勝のブライアン・ジュベール(フランス)で88.55点。トリノ五輪銀メダルのステファン・ランビエル(スイス)は77.75点の5位と出遅れた。


プルシェンコはほぼ完璧(かんぺき)な演技を披露。技術点で51.10点、芸術点で40.20点を獲得した。


■4回転―3回転成功


演技を終えたプルシェンコが、会心の笑みを観客に向けた。「スピンで揺れた以外はすべてうまくいった。今季のベストパフォーマンス」


実は不安を抱えての演技だった。現地入りしてから練習で4回転ジャンプが成功せず、この日も朝8時20分から練習をしたがダメだった。でも、本番で決めるのが五輪王者。最初の4回転―3回転の連続ジャンプを成功させ、勢いに乗った。「男子にとって、一番重要なのはジャンプなんだ」と力を込めた。


その卓越した技術力と演技力に観客は割れんばかりの歓声を送ったが、4季ぶりに復帰した27歳は慎重だ。「喜んでばかりはいられない。明日が重要なんだ」(小田邦彦)


asahi.com 2010年1月21日10時57分)



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