グランプリシリーズ:グランプリファイナル
フィギュア:川口・スミルノフ組が出遅れ…GPファイナル
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが3日、東京・代々木第1体育館で開幕し、第1日は2種目が行われた。
ペア
ペアのショートプログラム(SP)は3年ぶりの優勝を狙う申雪、趙宏博組(中国)が75.36点で首位に立ち、3年連続出場の川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)は62.30点で最下位の6位だった。
◇悔しさ隠せぬ川口
ペアで過去2年連続5位の川口、スミルノフ組は最下位の6位スタートとなった。冒頭の3回転トーループで川口の着氷が前のめりになったほか、スロー3回転ループは両足着氷などミスが重なった。「難しくないエレメンツでミスが出た。(スロー3回転ループは)思い切りがなかった」と悔しさをかみ殺しながら振り返った川口。先月上旬のNHK杯で転倒して痛めた右肩は完治していないが、「滑っている時は大丈夫」といい、フリーに向けて「自分のやること、練習してきたことをしっかり出したい」と誓った。
アイスダンスのオリジナルダンス(OD)は前回3位のメリル・デービス、チャーリー・ホワイト組(米国)が65.80点でトップ。第2日の4日は男女のSPとアイスダンスのフリーが行われる。
(毎日新聞 2009年12月3日 21時26分(最終更新 12月3日 22時16分))