世界ふれあい街歩き

caltec2009-01-18



今回のNHK総合の「世界ふれあい街歩き」は広州が舞台。一昨年、何回広州に行ったことか。。。 懐かしい場所が映るかなあ、と思い番組を見ていましたが、caltecが仕事で訪れた新開発をされたビジネス地区はほとんど放送されず、西関地区がメイン。ノンビリとしていながら、西洋と東洋が混じったような、広州が唯一の外に開かれた外港だったころの街並みが放映されていました。


今回の放送で初めて知ったのが、西関地区の家の格子扉。以下は番組のHPより。。

街の「街の格子扉」


広州西関地区の古い住宅は、門の形がユニーク。扉の上半分が格子なのです。
住んでいる方に聞くと、防犯にもなるし、風や光も入り、扉越しに話もできて便利なんだとか。門にはたくさん仕掛けがあり、格子戸は自動で鍵がかかります。100年前からそんなメカニズムがあるとは驚きですね。


あ、広州とはこんなところです。

人口約738万。中国、華南地方の大都市である広州は、2800年の歴史があります。漢の時代から中国最大の貿易港として開け、海のシルクロードの起点と言われています。


西関地区は、その広州でもっとも古い街で、豪商たちが競って壮麗な屋敷を建築したところ。現在、街並みや屋敷は文化財として保存されています。広州は年間およそ3000万人もの観光客を集めています。


広東料理


「食は広州に在り」と言われるように、広州はいつでも新鮮で豊富な食材が集まる所です。


広州の人々は昔から食べることが大好きで、市場には野菜や肉はもちろんの事、カエルやカメ、ヘビなどの珍しい食材や毒を持った生きたサソリまで売られています。


広州料理の特徴は、フカヒレやツバメの巣、そしてアワビやナマコなどを干して乾物にし、それをもどした料理が多いこと。また、広州の人々は飲茶も大好きです。飲茶は100年前の清朝末期、当時中国唯一の貿易港であったここ広州で、商談に使われたのが最初と言われています。商売が盛んになればなるほど飲茶もはやっていったのです。


ま、当たり前か。。。 陳氏書院など、懐かしいところも放送されていました。陳氏書院はお勧めです!

「陳氏書院」


陳氏書院は、清の時代に広東に住む多くの陳という名字の人たちによって創建されました。


敷地の中には、陳一族の祖先を祭るための祠堂(しどう)や子弟たちの教育のための書院のほか、一族の宿泊施設もありました。建物は南方様式で、いたるところに精巧な彫刻が施されていますが、鶏とひよこの絵柄など、全て陳一族の繁栄の意味があるんです。


番組を見ていたら、また広州に行きたくなりました。でも、今度は仕事ではなく、プライベートで行きたいなあ。あ、でも、広州を訪れたら、前回仕事でお世話になった人には、絶対会いに行きますよ!



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