中国大会

caltec2008-11-07



高橋選手不在、トマス・ベシュナル不調、ということで、少し見劣りがした中国大会。本大会を制したのはジェレミー・アボット。ショート、フリーともにジャンプ好調でした。ジャンプの豪快さはないものの、トランジション(技と技の間の繋ぎ)にまで神経を注がねばならない難しいコリオを丁寧に演じている印象を受けました。


しかし、アメリカの男子スケーターは、ライザチェック、ウィアー、アボット、と各人個性が違いますね。アメリカというお国柄の故でしょうか。

フィギュア:中庭、転倒し男子SP7位 中国杯第2日


フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦の中国杯第2日は7日、北京で行われた。


<男子シングル>


男子ショートプログラム(SP)で中庭健介(パピオク)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒し、61.90点の7位と出遅れた。ジェレミー・アボット(米国)が77.05点で首位に立った。


◇本番では4回転を・・・


右ひざの故障で欠場したエース高橋大輔(関大大学院)に代わる活躍を期していた中庭は7位と低調だった。公式練習で成功した3回転半ジャンプで転倒。その後の2連続3回転ジャンプは成功したが「ここに来るまでは安定していただけにショック」と悔しがった。8日のフリーに向けて「4回転を入れているので頑張りたい」と巻き返しを誓った


▽男子ショートプログラム 
(1)ジェレミー・アボット(米国)77.05点
(2)チピア(カナダ)72.70点
(3)キャリエール(米国)72.00点
(7)中庭健介(パピオク)61.90点


<ペア>


ペアは昨季の世界選手権2位の張丹、張昊組(中国)がSP、フリーともに1位の合計182.22点で優勝。


▽ペア

(1)張丹、張昊(中国)182・22点(ショートプログラム 67・12、フリー 115・10)
(2)ボロソジャル、モロゾフウクライナ)175・05点(60・34、114・71)
(3)〓清、〓健(中国)171・86点(59・36、112・50)


アイスダンス


アイスダンスオリジナルダンスを終え、オクサナ・ドムニナ、マキシム・シャバリン組(ロシア)が首位。


アイスダンス規定・オリジナルダンス(OD) 
(1)オクサナ・ドムニナ、マキシム・シャバリン(ロシア)95.58点(規定38.34、OD57.24)
(2)ベルビン、アゴスト(米国)95.23点(37.15、58.08)
(3)ホフロワ、ノビツキー(ロシア)90.80点(35.68、55.12)

(共同)

8日の女子フリーでSP2位からの逆転を狙う安藤が、今大会の公式練習で初めて4回転サルコウに挑戦した。


1度目は転倒、2度目は2回転、3度目は転倒。この大技を封印したGP第1戦、スケートアメリカの公式練習では成功したが、今回は回転不足が目立った。


今季からジャンプの基礎点変更で4回転サルコウは0.8点増えて10.3点となったが、ミスすると減点幅も大きい。


SPトップの金妍児(韓国)とは4.34点差。国際大会では、2002年に1度成功したきりの大技を本番で使うか−−。(共同) 



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