平城遷都1300年記念 国宝薬師寺展

caltec2008-06-08



東京国立博物館にて「平城遷都1300年記念 国宝薬師寺展」を観る。4日(水)から閉館時間を20:00に延長しての開催だったが、HPの混雑状況で連日「待ち時間90分」という表示に来館を躊躇していた。気付くと最終日になってしまい、行列を覚悟で上野に向かった。


ところが、6時頃に現地に着くと、、、待ち時間0分の表示。会場は混んではいるものの、劇混みというわけではなく、、、やはり日曜の夕方〜夜は、いろいろと予定があるので博物館に来る人は少ないだろうなあ。むしろ家庭の主婦の方々は平日の昼間の方が気やすかったりするのかも。。。


さて肝心の展示の方ですが。。。


目玉の日光菩薩立像、月光菩薩立像は普段は後ろに飾りをつけているため、後姿を見ることができず、真後ろからこの立像を見られるのは今回が最初で最後かも。。。 ということでジックリ観てきました。

本展覧会は、平城遷都1300年を記念して開催するもので、日本仏教彫刻の最高傑作のひとつとして知られる金堂の日光・月光菩薩立像(国宝)がそろって寺外で初公開されます。また、聖観音菩薩立像(国宝)、慈恩大師像(国宝)、吉祥天像(国宝)などの仏像、絵画の至宝に加えて、神像の名品として名高い八幡三神像(国宝)や草創期の寺の姿をたどる考古遺物など薬師寺の貴重な文化財をご覧いただけます。


特に、寺内では日光・月光菩薩立像はその光背のために、また聖観音菩薩立像も厨子内にあるため、そのすばらしい側面や背面をよく見ることはできませんが、本展覧会ではこの3体の菩薩像をあらゆる角度からご覧いただけます。


薬師寺の歴史と美のエッセンスをお届けする本展覧会は、空前絶後といっても過言ではない質の高さを誇り、かつて見たことのない「薬師寺」をご覧いただける絶好の機会です。
どうぞお楽しみに。


個人的には、それ以外の展示については、現地で見たほうが感動したのですが、まあこの立像を見られただけでも良かったです。


企画力  :★★★☆☆
展示方法 :★★★★☆
作品充実度:★★☆☆☆
満足度  :★★☆☆☆


/ (雨の予報でしたが。。。)