ドラマ:斉藤さん
「ハケンの品格」「働きマン」と、20代後半〜30代前半の女性を主人公とすることが多い日テレ水曜10時枠のドラマ。今回の主人公は30歳の物言う主婦「斉藤さん」(観月ありさ)。
初回放送を見る限りでは、まるで主人公が、斉藤さんの住む街に引っ越してきた新顔ママ、真野若葉(ミムラ)であるように感じた。物語の舞台であるコミュニティの部外者である若葉ママを、視聴者の目線としての語り部として位置付け、これから斉藤さんと他の園ママ(高島礼子、濱田マリ、矢沢心、北川弘美)との対比を描いたりしていくんだろうなあ、と想像させるプロット作り。なかなかに上手いです。
同名コミックのドラマ化ということで、大きな失敗はなさそう。また脇を固める役者もきちっと役割をこなすタイプの人達が多いので、安心して見られるドラマかなあ。今後に期待です。
<主要キャスト>
斉藤全子 :観月ありさ
真野若葉 :ミムラ
真野透 :佐々木蔵之介
三上りつ子:高島礼子 (園ママ)
山本みゆき:濱田マリ (園ママ)
小倉奈美 :北川弘美 (園ママ)
中村久美 :矢沢心 (園ママ)
望月正行 :古田新太 (園長)