Cup of China

caltec2006-11-09



<女子シングル>
ショートプログラムの1位はソコロワか中野だろう、という予想を見事に裏切り、ショートトップはエミリー・ヒューズ。たしかに彼女の「どうだ!」というスケーティングは今日の演技の中では一番印象に残った。映画SAYURIの音楽に乗って演技をした中野だったが、点数が思うように出ない。スピンなどでの取りこぼしもあったようで、イマイチ精彩に欠ける印象を受けた。フリーでの挽回に期待したい。


今季ジュニアからシニアに挑戦している沢田は、ジャンプは良いものの、まだまだジュニアのすべり。各技術要素はよいものを持っていると思うので、あとは小さく見えてしまう演技を変えるために、自分らしい表現力をつけ、プログラムの完成度を高めるかが今の課題だと思う。

中野はSP2位、沢田4位 フィギュア中国杯第1日


フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦の中国杯は9日、中国江蘇省南京で開幕し、女子ショートプログラム(SP)で昨季NHK杯優勝の中野友加里早大)は54.90点で2位につけた。エミリー・ヒューズ(米)が56.74点で首位に立った。


沢田亜紀(京都・京都外大西高)が49.98点で4位。浅田舞(愛知・東海学園高)は47.26点で8位と出遅れた。


ペアSPはトリノ五輪銅メダルの申雪、趙宏博組(中国)が68.90点で1位。アイスダンス規定はオクサナ・ドムニナ、マキシム・シャバリン組(ロシア)が36.86点でトップに立った。


(共同 2006年11月10日00時17分)