荒川静香、プロへ

caltec2006-05-07



連休最後の夜、スポーツニュースを見ると、荒川選手引退の会見が報道されていました。各局のスポーツニュースで報道されていたので、結構大きな扱いですね。(まあ、トリノオリンピック唯一のメダル(かつ金メダル)なので、当たり前か。。。)


イナバウアー」で一気にフィギュアスケートがメジャー化した感もあるので、このフィギュアスケート人気が日本に根付いてくれるといいのですが。。。


荒川選手が引退したことで、来年の東京での世界選手権代表(3名)は、浅田真央村主章枝、とあとの1枠をめぐって、中野、安藤、恩田、浅田舞あたりの争いになるのでしょうか?


荒川静香がプロへの転向表明 「やり残したことない」


トリノ冬季五輪フィギュアスケート女子で日本初の金メダルを獲得した荒川静香(24)=プリンスホテル=が7日、横浜市内で記者会見し、プロに転向することを明らかにした。プロは五輪や世界選手権などの競技会に出場することは出来ず、今後は国内外のアイスショーなどに活躍の舞台を移す。

記者会見で荒川は「アマチュアとしてやり残したことはない」と決断の理由を語った。


荒川は04年世界選手権で日本女子として3人目の女王になり、今年2月のトリノ五輪では、「イナバウアー」など優雅な技を披露し、日本選手で唯一のメダルに輝いた。五輪後は3月の世界選手権(カナダ)の出場を辞退し、来季のグランプリシリーズも欠場する意向を示し、その去就が注目されていた。


8日に横浜市内で行われるチャリティーアイスショー荒川静香 フレンズ・オン・アイス」がプロとしての初滑りとなる。


朝日新聞 2006年05月07日21時12分)

荒川、アマチュアにきっぱり別れ 「思い出はトリノ


フィギュアスケート荒川静香のプロ転向記者会見には、20台近いテレビカメラに100人を超える報道陣が集まった。満面の笑みを浮かべて会見場に入ってきた荒川。きっぱりとした口調で、アマチュア生活に別れを告げた。


荒川の記者会見の主な内容は次の通り。


――今の思いは。
競技生活に悔いを残すことなくピリオドを打て、晴れ晴れとした気持ちで出発出来ることをうれしく思っている。


――引退を決意したのは。

五輪の結果と演技の出来で気持ちは固まったが、落ち着いて自分の気持ちに向かい合う時間がなかった。きっかけが欲しかったが、チャリティーとして立ち上げる「フレンズ・オン・アイス」をプロとしてのスタートの区切りにした。チャリティーなので、ノーギャラで頑張ります。


――一番の思い出は。

トリノ五輪。不思議とすごく心穏やかに気持ちが強くもてた。04年の世界選手権後に一度やめようと思っていたが、競技につなぎとめてくれた人がいて続けることが出来た。感謝と幸せを感じて五輪の舞台に立てた。


――今後の活動については。
スケートが出来る環境があれば、どこへでも出かけていってスケートの良さを伝えたい。一日でも長くアイスショーで滑るのが目標。チャリティーのショーなどを通してスケート界に恩返しをしていきたい。


朝日新聞 2006年05月07日22時55分)


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