世界選手権


こんなニュースが飛び込んできました。まあ荒川選手が金メダルを取り、安藤選手が惨敗した結果から、世界選手権の代表は村主、中野、そして恩田の繰り上がり出場になるだろうなあ、と予想はしていたのですが、そのとおりになりましたね。


トリノオリンピック閉会式に笑顔で出場した荒川・安藤と比べ、村主はエキシビション終了後、日本にすぐに帰国して練習に励んでいる、ということからも連盟も荒川の世界選手権出場は望んでいないだろうなあ、ということがわかりますよね。


荒川(金)、スルツカヤ(銅)の2人が出ないので、オリンピック4位の村主選手には3年ぶりのメダル獲得のチャンスが高くなったわけですが、それ以上に来年の東京ワールドの出場枠を現行の3枠確保できるかが、彼女達の肩にかかっているわけで、結構責任重大だと思います。ソルトレイク以来日本はずっと代表3枠(最大枠)を獲得してきたわけですが、それに貢献してきたのは(連盟が期待を寄せている荒川・安藤亮選手ではなく)世界選手権で安定した結果を残してきた村主選手なわけで、それはそれで何か皮肉なものを感じます。

荒川、世界フィギュア辞退・五輪後の行事で準備不足


日本スケート連盟は9日、トリノ五輪フィギュア女子金メダルの荒川静香プリンスホテル)が、五輪後の行事参加が続いて準備が万全でないなどの理由で、20日開幕の世界選手権(カルガリー=カナダ)代表を辞退したと発表した。


荒川の辞退で、ソルトレークシティー五輪代表の恩田美栄東海学園大職)が補欠から繰り上がり、五輪4位の村主章枝(avex)、NHK杯で優勝した中野友加里早大)とともに来年、東京開催の世界選手権の最大出場枠「3」の確保を目指すことになった。


五輪15位の安藤美姫(愛知・中京大中京高)も補欠だったが、五輪で右足小指骨折による影響が出たこともあり、恩田が代表に選出された。


恩田は2月の4大陸選手権代表を辞退したが、現在は練習拠点のトロントで調整に励んでいるという。


〔共同〕