世界ジュニア選手権

caltec2006-03-08



巷ではトリノオリンピックの荒川選手金メダルフィーバー(というより、イナバウアーフィーバーっぽい)で盛り上がっていますが、オリンピックには年齢制限のため出場できなかった浅田真央選手も金メダルを狙って世界選手権で戦っています。


実力的には浅田VSキムの日韓対決になることは間違いないと思うのですが、普段道理の実力を発揮すれば、フリーで浅田選手が逆転金メダルとなると予想しています。

浅田真央は2位スタート 世界ジュニア選手権


フィギュアスケートの世界ジュニア選手権第2日は7日、女子ショートプログラム(SP)を行い、2連覇を目指す浅田真央(グランプリ東海クラブ)は56.10点で2位となった。1位は60.86点の金妍児キム・ユナ)(韓国)。沢田亜紀(京都外大西高)は47.85点で6位、武田奈也(東京・日本橋女学館高)は38.94点で16位。


予選をトップ通過した浅田は冒頭、トリプルアクセル(3回転半)―2回転ループの連続ジャンプに挑んだが、二つ目のジャンプが1回転になった。ただ、女子SPでのトリプルアクセルの成功は国際スケート連盟(ISU)が主催する国際大会では初めてとなる。


女子の自由は9日夕(日本時間10日未明)から行われる。


朝日新聞(2006年03月08日08時13分)



浅田「自由で挽回したい」 冒頭の連続ジャンプでミス


カルメン」のリズムにのって、浅田の演技は軽快に始まった。冒頭はトリプルアクセル―2回転ループの連続ジャンプ。ループは1回転になったが、ISU主催の国際大会の女子SPで、トリプルアクセルの成功は初めての快挙。昨年末の全日本選手権の自由演技で女子初の2度のトリプルアクセルを決めた15歳が、また歴史を作った。


だが、演技を終えた浅田にいつもの明るい笑顔はない。順位が出た瞬間、「『あー』と思いました」。昨季ジュニアで無敵を誇った15歳が2位スタートとなったのだ。


冒頭の連続ジャンプでミスが出た後、スピンやステップでなかなかスピードが出ない。首位に立ったライバル金と比べると、ジャンプやスピンなどの一つ一つの要素でも得点が伸びなかった。


今季は世界のトップが集まるグランプリファイナルを制するなどシニアで大活躍した。そしてまた、ジュニアに戻っての世界選手権。「気持ちの持って行き方が難しかったでしょう」と山田満知子コーチは代弁する。


トリプルアクセルが決まったのはうれしいけど、複雑な気持ち。連覇を目指してるので、自由で挽回(ばんかい)したいです」。首にかけられたSP2位のメダルは、すぐに箱に入れてしまった。15歳の闘争心に、火がついた。

朝日新聞(2006年03月08日08時49分)


(かなりのポカポカ陽気)