トリノオリンピック


こんな記事を発見!


渡部絵美の発言に全て同意はできないものの、個人的には、女子の本当の代表3名(現時点での実力者3名)は、オリンピック代表3名(荒川、村主、安藤)ではなくて、世界選手権代表の3名(荒川、村主、中野)だと思っています。


オリンピック代表の件は、あのポイント制度があった時点で、安藤、荒川、村主の3名にほぼ決まりだったと思います。今シーズンの誤算は、中野の大躍進、真央の世界的な高評価&安藤の失速で、見ているほうは面白い反面、スケート連盟にとっては嬉しい(悩ましい)誤算だったろうなあ、と思います。


安藤人気、安藤スポンサーの問題も、元をただせば、マスコミがミキティー、ミキティーと騒ぎすぎた結果、彼女の商品価値が上がったためで、安藤選手が悪いわけではないのですが。。。


初めに美姫ありき…代表は選考前から決まっていた
[ 12月27日 17時05分 ] 夕刊フジ


女子フィギュアスケートで五輪代表に3選手が決まったが、25日の「全日本選手権」を見て、なぜ、6位の安藤美姫選手が選ばれたのか、釈然としない人は多いはずだ。ネット上のアンケートも「納得できない」との回答が9割を超えた。代表選考前、元五輪代表の渡部絵美さんは「実力とは関係なしに3人(今回選出)に決まる。言う通りになるから見ていなさい」と予言していた。どんな読みだったのか。


最高視聴率42.9%(平均33.7%=ビデオリサーチ調べ・関東)を記録した25日の選手権で、1位の村主章枝、3位の荒川静香、6位の安藤の3選手がトリノ行きを決めたことに、渡部さんは「やっぱりそうなったでしょ」と話す。


渡部さんは、選考前、夕刊フジに「今の実力からすれば、選ばれるべきなのは浅田(真央)、中野(友加里)と、村主か荒川のどちらか。でも、代表は安藤と村主、荒川になるので見ていなさい」と断言していた。


なぜか。


日本スケート連盟(JSF)の現状というべきですか。やはり、スポンサーの問題が大きいと思います」 代表3選手は、JSFが「親会社」とする日本オリンピック委員会(JOC)が、スポンサーから資金を集めるための「シンボルアスリート」に選ばれている。個人にも大手企業のスポンサーも付いており、「連盟は彼女たちを落とせない」と読んでいたからだ。


そんな“裏事情”は素人のファンも感じているのか、大手プロバイダー「BIGLOBE」が代表決定直後からネット上で実施しているアンケートでは、選考結果に「納得できない」とする回答が9割を超えている。


理由として、「調子の悪いやつを出してどうする」「裏がある」「やらせの茶番劇」「スポーツに汚い金が絡んでいることが分かった」との手厳しいコメントが並ぶ。


渡部さんは「プロや素人の視点といった話とは別に、誰が見ても安藤が一番良くなかったのは明らか。アンケート結果は当然」と言い切った。


一部週刊誌などでフィギュアスケート界の“女帝”と伝えられた城田憲子フィギュア強化部長は村主や荒川の指導者だったことがある一方、浅田や恩田(美栄)は、伊藤みどりを育てた山田満知子コーチの教え子。2人の対立関係が選考に影響したとの指摘にも、渡部さんは「その通りだと思う」と話す。


安藤について、渡部さんは「明らかにほかの選手と比べて練習不足にみえます」と指摘。ただ、スポンサーや指導者の問題は“大人の事情”で、安藤にも「かわいそう。自分が実力で選ばれたのではないことを一番分かっているのが安藤でしょうから」と同情する。


その上で、渡部さんは「選手はみんな金銭的にカツカツで、連盟だけが潤っているように見えます」と話している。


(極寒)