トリノオリンピック


日本女子は代表の3枠をめぐって、村主、安藤、荒川、恩田、中野の5選手が争っている状態ですが、年齢制限のため五輪に出られない浅田真央がもし出られるとしたら、ますます代表争いは熾烈になりそうですね。真央の五輪出場について、どこかで年齢制限疑問が取り上げられるだろうなあ、と思ったらアメリカで取り上げられたようです。


日本では「規則だから仕方がない」という報道が多い中、「おかしいんじゃないの?」という姿勢で特集を組むというのは、言論の自由の国、アメリカらしい。真央がアメリカ国民だったとしたら、アメリカのスケート協会の強力なはたらきかけのおかげでトリノに出られたりするんじゃあないだろうか? →城田さん、どうなんでしょう?

浅田真央トリノ五輪に 米TV、参加制限に疑問
2005年12月02日11時32分


米テレビの3大ネットワークの一つ、ABCは1日、夜のニュース「ワールド・ニューズ・トゥナイト」で女子フィギュアスケート浅田真央(15)=グランプリ東海ク=を特集し、年齢による五輪参加制限に疑問を投げかけた。


番組では浅田真がトリノ五輪に出場すれば有力な金メダル候補と紹介。わずかの差で五輪に出場できないことに同情する米国人記者らの意見を放映した。


国際スケート連盟(ISU)は医学的な見地から「五輪、世界選手権に出場するには、その前年の7月1日までに15歳になっていること」との規定を設けている。ことし9月25日で15歳になった浅田真には出場資格がない。


15歳8カ月で長野五輪の金メダリストとなったタラ・リピンスキー(米)は、番組のインタビューに対し「ジャンプするなと言われても、どうせやり続ける。五輪に出してあげたらいい。4年間は長い」と話した。


(共同)