Joe Sample

caltec2005-11-26



青山にあるBlue Note で Joe Sample and George Duke, "PIANO DUO"(ジョー・サンプル・アンド・ジョージ・デューク“ピアノ・デュオ”)の2ndステージを堪能。


Joe Sampleの来日公演は必ずと言っていいほど聞きに行っていますが、ピアノデュオというのは初めて。競演の相手がジョージ・デュークということもあってか、とても聴きやすい(というより馴染みのある)選曲が多く、また両者が楽しんでピアノの掛け合いを行っているな、というのがステージから伝わってきて、観ている方もなんだか音楽を楽しんで聴ける、そんな公演でした。


MC中にJoeがいろんなプレーヤーと競演してきたけれど、ピアノ奏者とは競演ができないと語っていましたが、即興が多いJazzの演奏の中でベースやギター、ドラムなどのと掛け合いは多くあれど、ピアノのみとの掛け合いというのはそう多くないはず。。。 大阪での小曽根真塩谷哲のピアノデュオのときにも感じた、ピアニスト同士で相手の手の内がある程度わかるからこそできる掛け合いみたいなものが今回の公演でも感じられた気がします。「おお、お前はそうくるか。ならこれはどうだ?」みたいな、いい意味で相手と音楽で対峙する瞬間が結構面白かったです。(すいません、僕の感じ方ですが。。。)


Joeの演奏はもう何回も聴いているのですが、競演したGeorge Dukeの生演奏を聴くのはもちろん初めて。彼の明るいキャラクターがなんとも言えずかわいらしくて(失礼な表現かもしれませんが)、それにつられてJoeも音楽を楽しめたのかなあ、などとふと思いました(前回のトリオのときは、Joe、ちょっと気難しかった気もしたので)。1stと2ndで曲目が結構違ったので、2回見ればよかったなあ、とちょっと後悔しています。