フランス大会

caltec2005-11-20



前日の1位だったSP(ショートプログラム)に続き、フリープログラムでも1位となり、浅田真央が優勝を飾りました。


BSで早々と大会の模様を放送していたので、演技内容を見ることができたのですが、上位3名の演技は皆悪くなかったです。上位がそれほどミスのない中で、堂々と優勝してしまう、なんざ、彼女の器の大きさを証明したも同然な気がしますが、残念ながらオリンピックおよび世界選手権には出られないんですよね(関連記事は一番下に載せてます)。。。残念だなあ。

15歳の浅田真央が初優勝、荒川は3位 フィギアGP



フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、フランス杯最終日は19日、パリで行われ、女子で15歳の浅田真央(グランプリ東海ク)がフリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させるなど、前日のショートプログラム(SP)に続いて1位となり、合計182.42点で初優勝した。


今季からシニアにデビューした浅田真はGP出場2戦目での快挙。日本女子として今季初のGPシリーズ優勝を飾った。


昨季の世界選手権2位のサーシャ・コーエン(米国)が175.12点で2位。SP3位の元世界女王、荒川静香プリンスホテル)はフリーは2位だったが、173.30点で3位だった。


2005年11月20日09時10分 (朝日新聞)

浅田 大技決めて観客魅了


ピンクの衣装を着た細身の体が宙を舞い、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功した。女子ではまだ数えるほどしか国際試合で成功していない大技を軽やかに決め、15歳の浅田真がパリの観客を魅了した。


同じ会場で開催された1989年世界選手権では、浅田真を教える山田満知子コーチが育てた伊藤みどりが、トリプルアクセルを決めて日本初の世界女王に輝いた。縁のある舞台で、15歳の少女はその後も次々にジャンプを成功。シニアにデビューしてわずか2戦目で表彰台の真ん中に立ち「優勝できるとは思わなかったからびっくりした」と笑った。


SPとフリーの合計182.42点は中国杯優勝の世界女王、スルツカヤ(ロシア)に次ぐ今季のGPシリーズ2番目の高得点。2位のコーエンを指導するニックス・コーチは「現在の女子フィギュア界で最も優れたジャンパー」と、その高い技術を評した。


中国杯の2位とあわせ、GPファイナル出場権を獲得した。「次はトリプルアクセルを二つ入れて(一方は)3回転とのコンビネーションにしたい」。飛び出した新星はさらりと言ってのけた。


(共同)


やはり、オリンピックには出られないのか。ひとつ注意しておく必要があるのは、オリンピックへの参加には年齢制限はないが、フィギュアスケートという競技で年齢制限があるため、オリンピックに出られないということ。

浅田真央トリノ五輪出場、ISU会長が特例否定


【パリ=結城和香子】


国際スケート連合(ISU)のチンクワンタ会長は19日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズで好成績を残している浅田真央(グランプリ東海)について、「彼女は素晴らしい選手だが、特例を設けることはできない」と語り、特例でのトリノ五輪出場の可能性を否定した。


浅田は9月に15歳になっているが、ISUの規定では7月時点で15歳になっていることが、五輪出場の条件となっている。


読売新聞社:2005年11月19日 23時46分)