フランス大会


フィギュアスケート、グランプリシリーズ第4戦、フランス大会が開幕。第3戦の中国大会で2位となった、浅田真央の結果が気になるところだが、、、SPでは、前年度の世界銀メダリストを上回り、1位となっている。すごい!

世界2位が脱帽 15歳浅田真がSP首位


オレンジ色の衣装を着た15歳が「カルメン」の演技を終えると、拍手する観客が次々に立ち上がった。コーエン、荒川の実力者を抑えてSP首位に立った浅田真は「ジャンプは少し自信があるけど、スケーティングとかはまだまだ。だからすごくびっくりしている」と目を丸くした。


高難度のジャンプを軽々と決め、パリの観客をどよめかせた。3回転フリップ−3回転ループの難しい組み合わせで連続ジャンプを成功させ、これだけで11・30点をたたき出した。技術を評価する要素点で2位のコーエンに4・80点も差をつけ「技術的には彼女が上だった」と世界選手権銀メダリストを脱帽させた。


日本スケート連盟城田憲子フィギュア強化部長は「彼女は体にリズムがある。音楽に乗って、リズムでジャンプを跳んでしまう」と天性の資質に舌を巻く。スピンやスパイラルも柔軟な体を生かし、スケートのブレードを頭の上でつかむビールマンの体勢を取り、得点を稼いだ。


年齢が約2カ月足りずトリノ五輪に出場できない不運に、世界の注目も集まりだした。コーエンと荒川の真ん中に座り、「変な感じだった」という記者会見。外国記者から代わりに何を今季の目標にするか聞かれると「4回転ジャンプを成功させたい」と言った。
(共同)