ポーラ美術館の印象派

caltec2005-08-05



箱根ポーラ美術館へ行く(今日は夏休みをいただきました)。目的は「開館3周年記念展 ポーラ美術館の印象派 モネ、ルノワールセザンヌと仲間たち」を観るため。
というのも、以前佐倉市(千葉県)の川村記念美術館で開催された「モネ展−睡蓮の世界−」展で観たたくさんの睡蓮の作品の中で一番好きだったのがポーラ美術館所蔵の作品で、その睡蓮が今回展示される、と聞いて、ぜひとも訪れなければ、と思っていたのだ。


さて、今回のポーラ美術館の印象派展を観た感想はといえば、、、よくぞこれだけのクオリティーの作品を集めたなあ、ということ。地方の美術館などでは、有名画家の作品ではあっても、それが習作だったり、小作品だったりしてあまり価値のないものが多かったりするが、今回展示されている作品はみな優れているものだったと思う。モネ、セザンヌルノワールシスレーピサロロダンドガロートレック、スーラ、etc、印象派といわれる画家群の作品をわかりやすい構成で展示していたと思う。
しかし、その他の収蔵作品についても、総合図録を見る限り、かなり良いものを持っているようで。。。しっかりしたアドバイザーがついているのでしょうか??? 緑に囲まれた中にコンクリートのうちっぱなし+くもりガラスで構成された建物自体もなかなか趣がありよかったです。


そして、もうひとつのヒットはMUSEUM SOHP で展示販売されたていた駒形克己のPOP SCOPEシリーズ。 駒形克己といえば、『ぼく、うまれるよ!』や『空が青いと海も青い』などの絵本で世界的に知られているイラストレーターとしてしか知らなかったが、こんなにかわいいものを作っているとは!問題のPOP SCOPEですが、動物や花などのモチーフを、異なる色の複数の色紙を切り抜いて立体的にあらわしているキュートでポップな作品。一目惚れして買いたくなったのですが、2万5000円くらいしたので、泣く泣くあきらめました。ハンズで材料買ってきたら、似たようなの自分で作れるかなあ?(涙)
詳細はこちらで確認してください。→http://www.one-stroke.co.jp/


満足度:★★★☆☆