山本貞展

caltec2005-07-10



「山本貞」展(日本芸術院会員就任記念、〜画業の歩み・自然を描く近作を中心に〜)を観に行く。場所はサトエ記念21世紀美術館。聞きなれない名前だが、埼玉県加須市平成国際大学の隣にある美術館である。


気になるので調べてみたところ、創設者は佐藤栄太郎、佐藤栄学園の理事長である。佐藤栄太郎だからサトエ美術館かあ。。もっと気になったので、この佐藤栄学園を調べてみたところ、野球で有名な埼玉栄中高、栄東中高、栄北中高、花咲徳栄高校、埼玉短期大学平成国際大学、埼玉工業専門学校、専門学校 日本美術学校とまあ、多岐にわたって教育分野での事業展開を行っている。そして、今回の美術館、サトエ記念21世紀美術館の創設。他にもスポーツ施設なども経営しているようなので、埼玉県の学生の多くは佐藤栄学園のお世話になっているのか。恐るべし、学校法人、佐藤栄学園


本題の山本貞展のほうであるが、初期のシュールレアリスティックな作品と、近年の光と影のコントラストが印象的な風景画の作品を見比べると、まったく別の人物が描いたものと思えるくらいに作風が異なっている。
個人的には近年の作風が好きで、わざわざ1時間半もかけて美術館に行ったわけだが、この日は最終日ということで、作者が美術館におられて、元気な姿をお見かけした。


サトエ記念21世紀美術館ホームページ
http://www.satoe-museum.or.jp/


満足度:★★★☆☆